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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
全体を通して感じる中途半端感,
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レビュー対象商品: 刑事の墓場 (単行本)
…うーん…。なんだろう、この全てに及ぶ中途半端感は…。
この作品、小説として様々な要素を含んでいることは確かだ。「刑事の墓場」と呼ばれる署で、飼い殺し状態になって無気力な刑事たちが、危機を前に立ち上がる…という青春小説のような要素。事件を巡って、動坂署の処遇を巡って、警察署同士、刑事個人同士の縄張り、対立といった警察小説、組織小説的なな要素。地道な捜査を通して犯人を探し当てる、という推理小説としての要素…などなど。色々な見方が出来ると思う。 …が、正直、全てが中途半端という印象が残ってしまう。無気力な刑事たちが立ちあがる…というのは、皆が集結するまでの過程があまりにも端折られ過ぎていて唐突感が残ってしまうし、警察小説と見た場合にもあまりにも軽い。犯人探しにしても同様。何か、色々とつめ込んではあるものの、全てが上手く処理しきれていない感じがするのだ。 その部分は、主人公・雨森のキャラクター造形にも現れているように感じる。元々、出世することを目的として、以前の署の署長の片腕として働いていた。異動にしても、すぐに次の署へ異動になるはずだから家は借りずに、署で寝泊りしている…という設定の割には、全く真面目に働く様子がない。仕事中に抜け出してパチンコに興じてみたり、不用意に嘘の報告を重ねてやがて危機に陥ってみたり…と、どうも、「有能な刑事」とは思えない。その辺りから「?」だ。 何と言うか、もう少し、焦点を絞って描いても良かったのではないだろうか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
推理小説かな??,
By シンクタンク (島根県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 刑事の墓場 (単行本)
犯人捜しの小説としては物足らなさが残るストリーしかし警察物としては新しい部分を掘り起こして結構面白い展開ですが、なぜ主人公が動坂署に飛ばされたか疑問のままです、ラストの温泉の話も少し強引な閉めかたでは。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
脳男を思い浮かべてしまうと・・,
By kingofhearts (千葉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 刑事の墓場 (単行本)
「拗ね者集団が動き出す」という設定自体は月並みだが悪くないので、脳男の作者の料理方法に期待したのですが・・。
謎解きの醍醐味と終盤の快感は得られましたが、類型的で新鮮味はありませんでした。前半のユーモラスな感じが良い味付けだったのですが、後半それを減らしてサスペンスフルになったものの人物造形が平坦になってしまいました。各登場人物のその後についても決着をきちんとつけて欲しかったです。悪役についても。 ただ主人公も脇役の刑事たちも好感がもてて筋運びも無理がなく一気に読めました。・・ 脳男の続編の方が読みたいです。
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