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刑事の墓場 (講談社文庫)
 
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刑事の墓場 (講談社文庫) [文庫]

首藤 瓜於
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

傑作『脳男』(週刊文春2000年ミステリーベスト10第1位)から6年、首藤瓜於、ついに再始動!!
「おれは嵌められたのか?」
挫折したエリート刑事の赴任先そこは“刑事の墓場”と呼ばれた。
やる気ゼロ、プライドなしの「拗ね者集団」が動き出す
署長の右腕として活躍したエリート刑事・雨森の転任先は、開署以来、一度も捜査本部が置かれたことのない小さな動坂署。そこは不祥事を起こした者や無能な警官を飼い殺すための“刑事の墓場”と恐れられていた。不貞腐れて過ごす雨森の、動坂署での初仕事は、痴話喧嘩が原因の些細な傷害事件。だが、やがて県警全体を巻き込む大事件へと発展し、いよいよ拗ね者たちが立ち上がる。江戸川乱歩賞受賞の異能が描く、待望の書下ろし長編小説! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

警察組織からの落伍者たちを飼い殺しにしていると噂される動坂署。思いがけない転任に不貞腐れて署内で寝伯まりする雨森は、たまたま聴取した些細な傷害事件の被害者である女子大生の部屋を訪ねて死体を発見する。開署以来初めて捜査本部が置かれたものの、主導権を奪われた署員たちは秘かに動き出した。

登録情報

  • 文庫: 480ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/4/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062763257
  • ISBN-13: 978-4062763257
  • 発売日: 2009/4/15
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 604,997位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:単行本
…うーん…。なんだろう、この全てに及ぶ中途半端感は…。

この作品、小説として様々な要素を含んでいることは確かだ。「刑事の墓場」と呼ばれる署で、飼い殺し状態になって無気力な刑事たちが、危機を前に立ち上がる…という青春小説のような要素。事件を巡って、動坂署の処遇を巡って、警察署同士、刑事個人同士の縄張り、対立といった警察小説、組織小説的なな要素。地道な捜査を通して犯人を探し当てる、という推理小説としての要素…などなど。色々な見方が出来ると思う。

…が、正直、全てが中途半端という印象が残ってしまう。無気力な刑事たちが立ちあがる…というのは、皆が集結するまでの過程があまりにも端折られ過ぎていて唐突感が残ってしまうし、警察小説と見た場合にもあまりにも軽い。犯人探しにしても同様。何か、色々とつめ込んではあるものの、全てが上手く処理しきれていない感じがするのだ。

その部分は、主人公・雨森のキャラクター造形にも現れているように感じる。元々、出世することを目的として、以前の署の署長の片腕として働いていた。異動にしても、すぐに次の署へ異動になるはずだから家は借りずに、署で寝泊りしている…という設定の割には、全く真面目に働く様子がない。仕事中に抜け出してパチンコに興じてみたり、不用意に嘘の報告を重ねてやがて危機に陥ってみたり…と、どうも、「有能な刑事」とは思えない。その辺りから「?」だ。

何と言うか、もう少し、焦点を絞って描いても良かったのではないだろうか?
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
犯人捜しの小説としては物足らなさが残るストリーしかし警察物としては新しい部分を掘り起こして結構面白い展開ですが、なぜ主人公が動坂署に飛ばされたか疑問のままです、ラストの温泉の話も少し強引な閉めかたでは。
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形式:単行本
 「拗ね者集団が動き出す」という設定自体は月並みだが悪くないので、脳男の作者の料理方法に期待したのですが・・。

 謎解きの醍醐味と終盤の快感は得られましたが、類型的で新鮮味はありませんでした。前半のユーモラスな感じが良い味付けだったのですが、後半それを減らしてサスペンスフルになったものの人物造形が平坦になってしまいました。各登場人物のその後についても決着をきちんとつけて欲しかったです。悪役についても。

 ただ主人公も脇役の刑事たちも好感がもてて筋運びも無理がなく一気に読めました。・・ 脳男の続編の方が読みたいです。

 
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