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切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話
 
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切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話 [単行本]

佐々木 中
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

取りて読め。筆を執れ。そして革命は起こった。思想界を震撼させた大著『夜戦と永遠』から二年。
閉塞する思想状況の天窓を開け放つ、俊傑・佐々木中が、
情報と暴力に溺れる世界を遙か踏破し、あまたの終焉と屈従とを粉砕する、限りなき「告知」の書、登場。
白熱の五夜一〇時間。

〈目次〉
「文学の勝利」
「ルター、文学者ゆえに革命家」
「読め、母なる文盲の孤児よ ― ムハンマドとハディージャの革命」
「われわれには見える ― 中世解釈者革命を超えて」
「そして三八〇万年の永遠」

内容(「BOOK」データベースより)

思想界を震撼させた大著『夜戦と永遠』から二年。閉塞する思想状況の天窓を開け放つ、俊傑・佐々木中が、情報と暴力に溺れる世界を遙か踏破する。白熱の語り下ろし五夜一〇時間インタヴュー。文学、藝術、革命を貫いて鳴り響く「戦いの轟き」とは何か。

登録情報

  • 単行本: 214ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2010/10/21)
  • ISBN-10: 4309245293
  • ISBN-13: 978-4309245294
  • 発売日: 2010/10/21
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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39 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読み終えた今、読了後の感動にしばらく浸っていられる感動的な本でした。いかに「言葉」(広い意味で「文学」)が重要なのかを世界史のなかの「革命」をたどりながら語る。ムハンマドもルターも「言葉」を読み、新しく書くことから革命を始めたのだった。それが「文学」なのだった―。論文ではないから読みやすいし、主張は明確。

特に最終の5話の「終わりなんてない」という話は圧巻です。

著者は年下ですけれども同時代を生きていてよかった。ニーチェ、フーコー、ドゥルーズといった思想家や、ドストエフスキーやジョイスやヴァージニア・ウルフや夏目漱石といった小説家に親しんでいる人は「よくぞ書いてくれた」となるはずですが、しかしいずれも知らなくても文字が読めれば誰でも感動してしまうはずです。頭の硬直した大人ではなく、世界史を勉強仕立ての高校生や、高校での世界史に意味を見いだせなかった大学生にぜひ読んでほしい。

「夜話」というタイトル通り、翌朝から気分がよくなるすばらしい本です。
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56 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By benkeiu VINE™ メンバー
「テクストの変革こそが革命の本体」という一見何のことかよくわからない定義を、圧倒的な説得力で説いていく。文章のきれのせいか、インタビュー形式だからか、本のページから著者がせり出してしゃべっているような雰囲気の中で読んでいた。

特にルターの改革を扱った第二章、終末論を叩く第五章については私には感動的という表現が合う。よく宇宙科学の本を読むと、そのスケールの大きさに対して自らの卑小さが見えてきて勇気がわいてくることがあるが、宇宙とは関係のない「読む」という行為を取り上げただけの本書でも同じような、いやそれ以上の力をもらえる読後感。
このレビューは参考になりましたか?
42 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By picander トップ500レビュアー
私たちは革命から来た。すべて革命は文学から起こる。
情報だろうがデータベースだろうが、文学はそんなものに置換不可能である。文学に終わりなどない。
例えば保田與重郎がそうしたように、反動的な言辞を詩的な、巧みな逆説や断定の反復を用いたリズムのある語りで繰り返され、読者は歴史の正統性と自らと重ね合わせるとともに新鮮な高揚を感じるだろう。
識字率1割の時代(その1割も、大半は自分の名前を書けて読める程度だった)に、ドストエフスキーは文学を書いた。
それでも彼の文学は残る。人は本を読むことなどできない。文学は人を混乱させ、狂わせる。そのような本のみが本である、と。
保田與重郎のポエジーが危険であったように、本書も危険な書物だろう、いや、危険な本を書こうとしている。
我が意を得たりと喝采を叫ぶ読者もいるだろうし、本書を時代錯誤の反動だと切り捨てる人もいるだろう。
いずれにせよ、危機を叫ばれつつもかろうじて情報化社会と折り合いをつけてきた現代文学の各種の実験やその成果を、著者は全否定する。
あらゆる批判を想起しながら、著者は楽しんで語っているように見える。
ただ、敢えて視野を狭め「文学の危機」論を罵倒し続ける著者の偽悪的なスタンスは、すでに情報化社会における戦略的マネジメントの一形態であろう。本書そのものがそれ単独では流通せず、情報化社会、データベースやマネジメントについて語る本と同じ棚で売られているのだから、書店員が編集する一つの情報でしかない。
それでも、文学再興の運動に著者は賭けている。いや、再興など不要であり文学は既に勝利しているのだと、著者は言う。
著者の賭けは、危機感を募らせる出版業界の溜飲を下げるだけなのか。それとも再度の革命を生むのか。
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投稿日: 2か月前 投稿者: 45RPM
あまりピンとこない
あらゆる革命は文学から生まれている。免罪符を売る教会から聖書を読む個人へ、キリスト教を取り戻したルターの宗教革命、... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: S木
うーん、粗雑な議論の進め方が気になります
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投稿日: 8か月前 投稿者: bm8t-tkmt
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投稿日: 13か月前 投稿者: 小粒
だから読書はやめらんない
格調高い書評を行う知性は持ち合わせていない私ですが、
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投稿日: 14か月前 投稿者: がみがみかあさん
読むこと、書くこと、そして生きることへの賛歌と鼓舞
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投稿日: 14か月前 投稿者: 麒麟児
下部構造無き、脳内革命の本。
... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: Liquid State Driver
<文体>の魔力。そして0.1%の可能性。
■0.1%の可能性にかける
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投稿日: 15か月前 投稿者: ebith
凡庸な批評家をあてこする愚鈍な俺的語りを堪能
東浩紀がTwitterで、「こんなものが三万部も売れやがって、ちくしょう、ちくしょう」という感じで騒いでいたので、一体何が書いてあるのかと興味がそそられ一読してみ... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: ふっくん
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