見ていて(この本は読むと言うより見る本)非常に楽しい本です。身近な電気・機械製品の仕組みを見やすく美しい絵を見て理解することができる。「学生の理科離れ、科学的素養、科学学習の意欲の欠如」が声高に指摘されていますが、その原因の一端は「身の回りの科学的なもの」が余りにも複雑になりすぎ、理解できそうに思えなくなってしまったことにも在るのではないでしょうか。昔はテレビの裏を見ても自動車の内部を見ても少し頑張れば理解出来そうな気がし、そこから「理解してやろう」という意欲も生まれましたが、最近の機械製品は複雑すぎとても「理解できそう」という気を起こしてくれません。若干説明に分かりにくい箇所もありますが、この本は見やすい絵を用い、複雑で理解できそうも無く思えてしまう機械製品を一応理解させてくれると共に理解できるという事を思い出させてくれる貴重な本と思えます。機械好きの少年少女にも薦めたい本です。