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分子生物学の基礎
 
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分子生物学の基礎 [単行本]

マラシンスキー , George M. Malacinski , 川喜田 正夫
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

生化学、分子生物学、細胞生物学などが渾然となった生命科学の前線への道しるべとして、本書は、分子生物学に関する基礎としてこれだけは理解してほしいという一つのめやすを示している。

内容(「MARC」データベースより)

生物学専攻学生が最初に履修する課目として、DNA、RNA及びタンパク質の構造、機能など分子生物学に関する種々の問題の基礎事項を解説した教科書。ゲノミクス等について新たに章を設けて解説した、99年刊に次ぐ第4版。

登録情報

  • 単行本: 544ページ
  • 出版社: 東京化学同人; 第4版 (2004/12)
  • ISBN-10: 4807906046
  • ISBN-13: 978-4807906048
  • 発売日: 2004/12
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
 本書第1章の中で、分子生物学の研究法について触れている箇所がある。そこで示されている方法とは、(1)『生体分子の物理的・化学的性質の研究法』と(2)『遺伝学的方法』との2つである。これは如実に分子生物学の位置を示していると思う。つまり、生物学や医学(別ルートで有機化学)から徐々にミクロな視点へ向かうと、最終的に生化学に至るわけだが、その中間に、この領域が広がっているということである。まさにこのポジションが、マクロ的視点とミクロ的視点とを、建設的に繋ぐには重要であり、集中的に専攻する際の視野狭窄から立ち戻るのに、非常に有益だと、小生思うのである。生体現象は、高度な複雑系の中で発現しているからでもある。

 さて本書は、専門分野の入門に位置する内容とレヴェルである。したがって論述は、基礎的で判り易い事を必要とするが、それが、十分に満たされている。この点、分子生物学の入門としてだけでなく、先に述べた分野に関心を持つ方にも、全体の中にプロットする「見取り図」として利用できる。これが第一の美点。

 次に、表裏一体のことがある。一般に専門的教科書を大別すると、〔1〕最新の成果を盛り込むタイプ。〔2〕確定した(従って少々古い)成果を手引書のように仕立てたものとがある。専門研究者は、おおむね著者の得意分野を知っており、〔2〕を手元におきつつ、〔1〕の最新版で変更点をチェックする、という用い方をしている(学校では教えてくれませんが…)。本書は〔2〕として用いることが十分可能な質のものである。これが第二の美点である。

 全体の構成は、大雑把だが、第1部構造、第2部機能、第3部メカニズムとなっており、論述を追いやすい。これも評価したい。

 しかし注意点もある。専門教科書は、たとえ、良いという評があっても、用いる人との相性という厄介な経験的事実がある。その点注意して欲しい。
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