内容紹介
「出雲文化圏」の特性・特徴を時代・地域横断的、総合的に考察する。 古代と中世・近世以降の文化的な繋がり、日本海を結ぶ東アジアとの海のルート、京文化との接触と受容、また中国山地を背景とした交流など、「出雲文化圏」の抱えるべき様相は多様である。 古代から近代までを考察の範疇とし、これまでの「出雲」観を覆す新たな資料と新たな観点を提示する。
内容(「BOOK」データベースより)
『古事記』『日本書紀』に描かれ、神の国といわれる出雲。その強い宗教性を特徴とする地域全体を「出雲文化圏」と設定し、時代・地域横断的にとらえなおす。韓国や台湾など東アジアからの視点による「出雲神話」の再解釈、強い宗教性に刺激を受けた人々の交流とそれに伴う技術的・産業的な発展、文芸創作や学問など、「神話」の世界にとどまらない、知られざる文化の諸相を明らかにする。