学生時代からつれづれノート1巻からくり返し読んできた愛読者でした。2回目の離婚のあたりから周囲の方々への恨み節が増えてきて、重苦しい気分になったものですが、それでもやはり、人はそういう時期もあるでしょうし、銀色さんなりの世の中への向き合い方というものは興味深く、ずっと読み続けてきました。けれど今回はもう無理でした。新興宗教の教祖様(とどなたかが書いていらっしゃいましたが、全くその通りだと思います)が独善的な拝金主義に陥った結果の言い訳本でしかなく、本当に悲しい気分になりました。かつて銀色さんご自身がもっとも嫌っていたタイプの人間に成り下がってしまった、という印象です。凝り固まった思考を正当化するように「離れたいなら離れれば?」と読者をふみにじるようなコメントをすることは、結局自分に返ってくるのではないでしょうか。結果、みんなが離れて本が売れなくなれば、もう本を出すことさえ出来なくなるのですから…。そもそも何のサジェスチョンもできず、銀色さんをちやほやするばかりで商品レベルに達していないこんな商品を出すことをよしとするとりまきの方々の見識を疑います。残念です。