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63 人中、63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これさえあれば!,
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レビュー対象商品: 出発点―1979~1996 (単行本)
これさえあれば一体どれほどの眠れない夜をやり過ごすことができるだろうか!ってな本です。 およそ600ページにわたって宮崎監督の世界が アニメ論、企業の採用試験から時間の流れなどを独自の視点で捉えた 日本が世界に誇る人ですから、そんな彼が一体何をどう考えてきたのか ボリューム、内容の質をとっても文句無しなので、
33 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
創造の苦悩,
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レビュー対象商品: 出発点―1979~1996 (単行本)
宮崎駿が各種出版物に発表した文章や講演をひとつに収録した本である。改めて氏のアニメーション論などが展開されているわけではないので注意されたい。内容はアニメーション製作現場の実態に始まり、教育論、文化論にまで及ぶ。氏は常に何かと闘っている人である。それは自分自身の矛盾であったり、業界のシステムであったり、先人の業績であったりする訳だが、その姿から垣間見ることができるのは、常に新しいものを生み出さねばならない、生み出そうとせずにはいられない人間の苦悩である。 一部では物議を醸した「手塚治虫論」も収録されているが、これはまんま『魔女の宅急便』のウルスラである。オリジナルなものを創りだすには乗り越えなければいけない壁がある。尊敬する人物にしても例外ではない。この激しい「追悼文」から狂おしいまでの手塚治虫への愛情が感じられないだろうか。 また、漫画版『風の谷のナウシカ』の結末は『未来少年コナン』を演出した人物が書いたものとは到底思えないものとなっている訳だが、これを転向ととるか否かは本書を読んでから判断すべきであろう。あくまで創造者の立場を取るものは孤独なのである。 宮崎駿という人はアニメを世界に認められる芸術にまで昇華させた。その源泉はどこにあったのか、それを本書からうかがい知ることができる。
41 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
原点を見つめて,
By いがらしなおみ (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 出発点―1979~1996 (単行本)
アニメファン必読というより、演出やクリエイターが是非見ておきたい一冊。人間、宮崎駿の創作の源流が明確に明示されている。あまり普段見ることのない、各作品群の企画書。それを見ることによって創作されたときの隠された意図をかいまみる事が出来る。彼が創作した作品を年代ごとに解説しているのも興味深い。ここまで様々な情報を考察していないと、あれほどの作品は完成しなのかと思わせるほど、同業者には失意される力をこの本は持っている。
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