魔女パイロットが活躍する某アニメのキャラクタの名前の由来となりました伝説のエースパイロット リディア・リトヴァクとドイツ軍から魔女と呼ばれた女性パイロットによる飛行隊の話です。
第二次大戦で女性の正規の軍人を採用し、実戦に参加させていたソ連軍ですが、そのなかでも貴重な戦闘機や爆撃機を操った女性パイロットの話です。日本には馴染みの少ないロシア、東部戦線のさらに情報がほとんど伝わっていないソ連空軍の話としても貴重な話です。
日本のアニメやマンガでは戦闘機やロボットを操るヒロインが度々登場しますが、本物は違います。現実のお話は、空想の下手なラブコメなど吹っ飛ばす破壊力があります。やっぱり野郎は、恋人や妻を安全な後方勤務に無理やり配属を変更しようとするもんなんですね。
女性パイロットの証言は、冷戦時代のプロパガンダが目的で許可されたインタビューである点を差し引いても、当人からしか得ることのできない貴重な証言です。
原書の写真も収録され、表紙はタミヤのホワイトパッケージを手掛けた大西将美画伯による力作と本書のテーマとマッチしたパッケージングも見逃せません。