登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
51 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ビニール傘の哀愁,
By 1ケースが、だいたい10ページ前後という読み易さも嬉しい。でも、なにより、著者の姿勢に好感が持てる。本書の中で著者が思ったことの描写、それは「借金生活しんどいなあ」なんてことだけではない。お客さんを前にしたとき、かわいいか、かわいくないか、なのだ。かわいくなかった場合、著者はトークを盛り上げ、ベッドの時間をなるべく短くしようと躍起になる。そして、かわいかった場合は、こともあろうに恋心の片鱗を見せたりする。男として当然の行動原理だと分かっているけど、それが出張ホストの口から出ると、なんだか安堵の溜息のようなものが口から出る。こうしてできあがる出張ホストの人間像は、想像もつかない苦労人というよりも、自分とたいして変わらない、そのへんの男の部分が浮き彫りになり、親近感を覚えるものとなるのだ。不謹慎だろうか。どれだけ親しみやすいと感じても、著者自身は笑えない状況にいる。本書の最後でも、一晩45000円で男を買う女性と、ビニール傘とのコントラストが、言いようのない、都市の苦労に塗れた哀愁を漂わせる。でもビニール傘の哀愁なんて誰しもが味わったこと。やっぱり僕はこの著者を、苦労人としていたわるのではなく、なんてことない、ただの隣人として迎えたいと思った。
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
人は皆寂しいもの,
By
レビュー対象商品: 出張ホスト―僕は一晩45000円で女性に抱かれる (単行本)
出張ホストの主人公が出会う登場人物達とのやり取りを通じて、人は独りでは生きられない寂しい生き物なのだ、 と読者は実感するだろう。 読み易いが故にとてもシンプルに心に響く作品に仕上って いると思う。 凹んでいる心にフッと温かいものがこみ上げてくる。 そんな作品。
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いい本です,
By
レビュー対象商品: 出張ホスト―僕は一晩45000円で女性に抱かれる (単行本)
株本じゃないじゃないか(笑)と思うようなタイトルですが著者は2000年のITバブル崩壊で1800万円もの借金を残してしまった実話です。 一條さんは当時、誰もが夢中になるあの「光通信」「ソフトバンク」で大損をするわけですが。 リアルで舞い上がる自分と地に落ちていく自分の過程は 何か著者が読者に「あなただけは自分のようにならないで」と伝えているようでもある。 この本を通じて著者は優しいのだ!そしてどこの会社にでもいそうな普通のサラリーマンが 夜には出張ホストとして女性に買われている。 そこが面白くもあり痛々しくもある。 読む前には2つの興味があった。 出張ホストとはどんな人がどんな感じで仕事をしているのか いったいどんな女性たちがホストを呼ぶのかと、 読み終えたとき自分はこの世界をずいぶん誤解していたことを知ることができた。 現実の世界と何も差なんてない。非日常なわけでもない。 いたって普通の女性。誰もが寂しさや悩んだり迷ったりしそうな普通の理由で 普通にホストを必要としているのだ。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|