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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
中途半端な読後感,
By エフピー (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 出口のない海 (単行本)
横山氏の作品なので 最後まで読みましたが、戦争小説としては、少し物足りなく(個人的には福井晴敏氏のほうが好き)量的にも 不満です。最後は 横山さんらしい、絶望の中にも 少しの光が見えるような終わり方で 後味は悪くないですが・・・。
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
回天は後世に伝えられているか,
By sd - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 出口のない海 (講談社文庫) (文庫)
特攻といえばゼロ戦による体当たりと思いがちだが「剣」「橘花」「桜花」「震洋」「伏龍」そして「回天」と よくもこれだけ考え出したなと驚くような特攻兵器があった。 魚雷に操縦席を取り付けただけの”人間魚雷”回天と 青春を散らしていった若者達を描くドラマだが、 さすが横山秀夫、最後まで飽きずに読ませてくれる。 どうしてもこの手の物語は 気持ちが暗くなって読み進めるのが辛くなってくるものだが 一流の作家にかかるとこうなるのか、と感心。 主人公が「回天を後世に伝えたい」というセリフがあるが 著者はそれを見事に果たしたといえるだろう。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
あまりに哀しい時代のできごと,
By
レビュー対象商品: 出口のない海 (講談社文庫) (文庫)
第二次大戦中,つまり戦争を扱った作品なのですが,派手や,血なまぐさい戦闘の場面などはいっさいなく, 『死』へ向かう特攻隊員の心理や成長が描かれています. しかしそれが,明日にも出撃しなければならない恐怖感や, 暗くて深い海から出撃する,圧迫感や緊張感を強くさせます. そんな中,狭い艦内で『そのとき』を待つ心境は想像もできず, 『出口のない海』へ深い想いを落とす主人公には胸が詰まります. また,ちょっと予想外のラストもとても不運でつらく, それでも絶望と恐怖の中,残された人たちを想う姿に….
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