登録情報
|
この商品にタグをつける(詳細)タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。 ※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
出口のない彷徨,
By
レビュー対象商品: 出口のない夢―アフリカ難民のオデュッセイア (単行本)
このルポルタージュの特徴は具体性にある。14年前に妻子をガーナに残してスペインに到達した一人の経済難民をガイドとしてガーナからスペインへの彷徨を再現している。論理的とは言い難く、取り留めのない感は否めないものの、アフリカにあるへばりつく様な無力感、目的に向かってというよりは現状を脱するための彷徨は、個人を追うことによって具体的なものとなり、読者に現実を突きつける。 まさに、「出口のない」現実を知ることができるのだが、「出口のなさ」が詳述されるほどに、「出口のないこと」の残酷さを知ることになる。 本書(日本訳)が発行されたのが2010年4月。W杯と無縁ではなさそうだが、日本のサッカー界やマスコミがアフリカのサッカーを通じてアフリカ文化を知ろうとした形跡はあまりない。スペイン大会以降、世界のトップレベルを凌駕する可能性を囁かれたアフリカのサッカーにはナショナリズムが欠落している。それも絶望的なほどに欠落していることがこの本を読むとよくわかる。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|