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凶暴両親 (ソフトバンク新書)
 
 

凶暴両親 (ソフトバンク新書) [新書]

成松 哲
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

ぶち切れ父さんクレーマー母さんの実態は!?
今や家庭も学校も戦場なのか? 児童虐待や育児放棄、モンスターペアレントなの問題は頻繁に語られる。果たして、凶暴化した親の姿はメディアが描き出した虚像なのか? 学校や行政の対応も含め、その実態を描き出す。

内容(「BOOK」データベースより)

児童虐待や育児放棄、モンスターペアレントなど頻繁にメディアを賑わす「親」の諸問題。だが、実際に親はそこまで凶暴化しているのだろうか?また、学校や行政、そしてメディアが紡ぐ言説は現在どうなっているのか?混迷する教育事情を相手取り、多くの調査や取材を通じて、問題の数々を暴き出し、親の役割を問い直す一冊。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2008/4/16)
  • ISBN-10: 4797345896
  • ISBN-13: 978-4797345896
  • 発売日: 2008/4/16
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 712,564位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 タイトルは過激だけど、中身は穏当です, 2008/7/20
レビュー対象商品: 凶暴両親 (ソフトバンク新書) (新書)
 たとえば、虐待は近年増えているというふうに読み取れる部分とかあって、
部分的には惜しいんだけど(虐待で増えているのは「認知件数」です)、
タイトルがストレートで過激な割りに「最近の親はけしからん」ってな
論調になっていないのが好感触。
 冒頭の虐待についてとかは、あまり本文に関係ないから、
これだけページを割く必要があったのかなとかは感じます。

 取材対象はちょっと少なそうですね。
 でもモンスターといわれるケースの内面に踏み込もうとしてたり、
モンスター化させる学校の対応や、
そうしないためにどうするべきかという所まで踏み込んでいるのは良かったです。
「模索」の段階でとまっているけど、ヒントとしては十分かと。

 ちなみにこのテの本でよく出てくる「給食費未納」ですが、
学校事務員をしていた経験から、なんで近年問題が浮上したのか心当たりがあります。
 理由は二つ。
 ひとつは金利の低下。
 以前は銀行に入れていると、支払いまでにはソコソコの利息がついたので、
未払いの分に補填できたらしいです。
 もうひとつは会計報告。
 昔はけっこードンブリ勘定だったのだけど、いまは一人当たりの教材費などを
きちんと計算して年度末に報告している学校が増えています。
 なもんで、昔はあまった教材費を給食費に流用ってことが、まあ可能だったわけです。

 昔も今も「ただ乗り」する家庭は若干はいました。
 ただ、昔はなんとか補填できたけど、いまはそれが難しいから、問題が顕在化したんです。

 しかし、このタイトルは何とかならないかなー。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 労作だが……, 2008/6/16
レビュー対象商品: 凶暴両親 (ソフトバンク新書) (新書)
ともすれば「モンスターペアレント」叩き一辺倒になりがちなメディアに一定の冷や水を浴びせることには十分成功している。

序盤「モンスターペアレント」の実例がたくさん出てくる中、中盤以降「実はそれはメディアの創り出した虚像だった」という構成にしたかったのだろうが、残念ながらそこまでのダイナミズムはなく、読後は「で、結局モンスターペアレントって呼ばれるような人もいるし、そうじゃない人もいるよね」というもどかしい気持ちになる。安易に結論を出さないあたりは、著者の誠実さの裏返しとも言えるが、本としての完成度は取材源が特定のところに集中しているところも含め、物足りない印象も受ける。

だが、この問題を考える「とっかかり」としては十分に有用な一冊。もっと深い切り口で掘り下げた著者の続編を読んでみたい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 良書、だとは思うが……, 2008/5/18
レビュー対象商品: 凶暴両親 (ソフトバンク新書) (新書)
 わかりやすく誠実にこの問題を取り上げている。
 とかくセンセーショナルに煽り立てるか、社会の責任という玉虫色の答えを出して分かったような分からないような結論の同工異曲が多い中で、双方の事情を丁寧に考察していく様は興味深く読めた。
特に学校の現場に取材をして、問題を現場の意見も交えた考察は見事だと思う。一方的にモンスターペアレントと陰口を叩くよりもなぜそのようなクレームがつくのか? と言う視点はありそうであまりなかった。

 おおむね興味深く読めたが、著者の得意分野(ですよね)であるマンガ等に絡めた話題が意外に少なくて残念。マガジンの某教育マンガのエキセントリック先行のネタがいつも鼻についていただけに、本書の視点に深く同意。
 それだけにもう少しその類の章も見たかった、だから星一つ減。
 まあ多ければ本書の主題がボヤけるだろうから、このぐらいがいいと思うが、某作家さんのインタビュー目当てで著者のプログをチェックした身としてはそこいらへんも期待していたので、次回作があれば是非ともお願いします。
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