処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 雅楽乃編 (パラダイムノベルス 487)このシリーズの中でも私にとって一番好きなキャラがこの「雅楽乃」である。
学園中から「御前」の2つ名で呼ばれていた彼女が、千早に出会い変わっていくストーリー。
ひょんな事から理由がわからないままに千早を慕い憧れる雅楽乃。そんな彼女は
ある事をきっかけに、段々と彼への魅かれていく想いが抑えきれないくなる。
話的には恋愛物の王道でな感じもあるが、彼女の初々しい恋の楽しさは、
新しい自分への嬉しさと千早への微笑ましい気持ちで溢れていて非常に気持ち良く読める。
彼女の千早への気持ちが読んでいく事にひしひしと伝わってきた一番のシーンは
淡雪のお泊り事件!(偶然による必然)にいじましくも耐える雅楽乃の姿は
(本当は崩おれる位嫌なのに)電話口で必死に平静さを保とうとする。
だが、それが失敗し爆発したシーンは不覚にも涙がこぼれた。
彼女の想いは、なんて恋を恋しいと願う女性の想いの深さたるかを。
そして最後のセリフで千早その物を求め救ってくれた言葉を千早も障害
忘れないだろう。「あなただから!」なんて言われたら
私ならもう何もいらないと思う。それだけの愛情を捧げてくれる人。
この本はそんな彼女の想いにの結晶の様だ。
そういう意味でも☆5つプレゼントしたい本である。