アダルトPCゲームで発売された、同名の作品の小説版だそうです。
こういった小説は、とかく性的描写が全面に押し出され、小説自体の質は低いものなのですが、この作品は例外いえるでしょう。
ストーリー自体も面白いですし、文章もこういった作品の中では、かなりの高水準ではないかと思います。
内容はドギツイ描写はほとんどなく、全体として微笑ましい物語です。穢れを知らない少女達と、その中に紛れ込んだ優しく美しい少年がどたばたコメディーを繰り広げます。
もちろん、完全な小説としてみれば、大したレベルではないのかもしれませんが、多くの小説に見られる、作者の我の強さが現れているところがまったくありませんでした。久しぶりに文章に嫌悪感を全く感じなかった小説です。
単純な小説としても楽しめると思います。