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処刑宣告 (二見文庫―ザ・ミステリコレクション)
 
 

処刑宣告 (二見文庫―ザ・ミステリコレクション) [文庫]

ローレンス ブロック , Lawrence Block , 田口 俊樹
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

新聞の有名コラムニストに届けられた匿名の投書。それは、法では裁けぬ“悪人”たちを“ウィル=人々の意志”の名のもとに処刑する、という殺人予告状だった。はたしてロビイストやマフィアの首領が次々と殺害されてゆく。スカダーは、次のターゲットとしてウィルの処刑宣告を受けた弁護士から身辺警護を依頼された。だが対策を練ったにもかかわらず殺人は実行されてしまう…。ニューヨークを震撼させる連続殺人予告の謎にスカダーが挑む!マット・スカダーシリーズ待望の文庫化。

内容(「BOOK」データベースより)

新聞の有名コラムニストに届けられた匿名の投書。それは、法では裁けぬ“悪人”たちを“ウィル=人々の意志”の名のもとに処刑する、という殺人予告状だった。はたしてロビイストやマフィアの首領が次々と殺害されてゆく。スカダーは、次のターゲットとしてウィルの処刑宣告を受けた弁護士から身辺警護を依頼された。だが対策を練ったにもかかわらず殺人は実行されてしまう…。ニューヨークを震撼させる連続予告殺人の謎にスカダーが挑む。CWAダイアモンド・ダガー賞受賞。

登録情報

  • 文庫: 523ページ
  • 出版社: 二見書房 (2005/02)
  • ISBN-10: 4576050222
  • ISBN-13: 978-4576050225
  • 発売日: 2005/02
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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On a Tuesday night in August I was sitting in the living room with TJ, watching two guys hit each other on one of the Spanish-language cable channels, and enjoying the fresh air more than the fight. 最初のページを読む
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
犯人が誰か薄々感づいても、なかなか読ませてくれます。
全体的に穏やかではあるけれどここ一番なところはピリっとこしょうがきいてます。
TJとスカダーの新しい一歩を予感させてくれるイイ話にもなってます。
しかし、スカダーも年を感じますね。だんだん穏やかなオジサンになってきてます。
それはそれでまた味わい深いんだな。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By drkk
形式:単行本
”死者の長い列”から、ぐっと明るくなったマット・スカダー。以前の、作品の全体に漂っていた暗い雰囲気は、あれはあれで味のあるいい雰囲気だったが、明るくなったスカダーと彼の生活を見ると、とても嬉しい気がする。

さて、今回はマスコミに大々的に登場する大事件。人々の意志”People's will”と名乗る人物が、新聞の有名コラムで標的を名指しし、次々に殺害する。そして、名指しされた弁護士がスカダーに調査を依頼するが。。。

今回も、プロットと人物の絡みが絶妙で、最後には3つの事件が収束していく様は圧感!さすがブロック、よくできた交響曲の如く、全てが有機的に結びつく素晴らしい傑作だと思う。

いつもながら、登場人物の一人ひとりが印象的。特に、今回の3人の犯人や被害者は、非常に個性的だ。
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By nno
形式:文庫
ここまで来たか、というのが初読の印象である。
再三指摘されているように、スカダー・シリーズは「罪と罰」の物語である。
幼い少女を射殺してしまったというスカダーの持つ「原罪」は、自身の離婚と、家族との離別がその根底にあると、作者であるブロックは自己分析している。自分の家族への罪悪感が、罪を抱えたスカダーという男を生み出したのだと。
それを踏まえて読むと、今作は非常に興味深い。ミステリ的趣向が前面に出されてはいるけれど、実はミステリとしては完全に破綻していて(なんと中盤でアッサリ「犯人」が分かってしまう)しかしその破綻した部分こそがスカダー・シリーズの魅力であり、特徴でもある。
現実は、ミステリのように綺麗に解決したりはしない。その現実に、スカダーはずっと苦しめられてきた。だからこそ、今作の「犯人」が選んだ結末には驚かされる。前作に引き続き、スカダーが「神の役を演ずる」必要はもはやないのである。
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