会社で繰り広げられる、怒られないため、責任をとらないため、の馬鹿馬鹿しい仕事の内面をえぐり出す部分はとても面白かったです。身につまされるような。
しかし、オチはちょっと強引ではないでしょうか。
根本的な対策案でもなく、仕方ないから諦めようでもなく、「仕事っていいモンなんだよ、上司のケツを舐めさせられても、それを超える素晴らしさがある!」ということですが、自分はちょっと納得できませんでした。
ワークライフバランスくそ食らえ、ではなく、現状あまりにも会社に偏ってつまらないことで長時間労働をせざるを得ない部分は是正されるべきです。
その点にアプローチしようという方向で書かれているんだと思って買ったら違いました。
ご本人は会社における仕事に絶望されてフリーに転身されてますから、重ね合わせて見ることができない部分があると感じます。