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凛(りん)とした日本人
 
 

凛(りん)とした日本人 [新書]

金 美齢
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商品の説明

内容紹介

この度の大震災は、多くの日本人に自らを見つめ直す契機をもたらしたと思う。危機が、さまざまな立場の日本人の“地金”を炙り出した。私たちは高位高官の情けない言動を見せられた。と同時に、多くの無名の日本人の見事な振る舞いを知った。
この震災で日本は物質的には多くの物を失い、「日本には何でもある」という状況ではなくなった。しかし、間違いなく「希望」はあるのだ。崖っぷちに立たされていても、そこから押し返していける力が日本にはあると私は信じている。
人間は誰でも、あらかじめどんな時代の、どんな国の、どんな両親のもとに生まれてくるかを選べない。運命というものがある。その運命の中でいかに生きるか。
台湾で日本人として生まれ、齢七十を超えて改めて日本人となった私――それをいかに受け止め、生きていくか。私は、凛として生きたいと思っている。(著者/「あとがきに代えて」より抜粋)

著者について

評論家、JET日本語学校校長

登録情報

  • 新書: 206ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2011/6/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 456979663X
  • ISBN-13: 978-4569796635
  • 発売日: 2011/6/28
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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 戦後民主主義に毒され、日本国を否定し、賤しめ、国家を個人の対立軸に置く価値観を信じ込む日本人には是非読むべき本である。
台湾国民党から戦後ブラックリスト入りされ、台湾という祖国を一時期失った著者自身の体験や、国家を失い、流浪の民として辛酸をなめたユダヤ人の例が示すとおり、国家が存在することがいかに尊いことかがひしひしと伝わってくる。本書を読んで、今の日本人が認識すべきは、「国家なくして個人の自由や幸せはない」という当たり前の考えであると痛感した。
 中国に対する日本人の甘い認識にも著者は警鐘しており、「中国人に一歩譲ると二歩踏み込まれる」との例えを挙げ、その例えに説得力があるのは、戦後台湾で、著者を含む台湾人が大陸から来た中国人の悪政によって、筆舌に尽くしがたい苦しみを経験した上で出たものだからである。
 本書の対中国・中国人観は非常に参考になる。日本人必読の書である。
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台湾で日本人として生まれ、齢70を超えて改めて日本人となった(帰化した)著者。そこには、著者にとって「第二の祖国」である日本への愛着と同時に、アジアの最後の砦たる日本国ならびに日本国民への叱咤激励の姿勢が見て取れる。今般の災害に際して、日本が取り戻すべき日本の美点、超克すべき悪弊、日本人の底力の源泉……等々、日本の一人として、大変勇気づけられたし、本書の帯に書かれているように、「国難を乗り越え、復活する力がわれわれ日本人にはある」のだと再認識させられた。
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