ついに「闘い」へと突き進む獣人達。
物語も急スピードで展開していきます。
獣化した事で、存在感を増す・・・「銀」。
いつの間にか、私は彼に感情移入して読んでいました。
彼が哀れで哀しくて・・・佐倉、未来、洋二には彼の灯りとなって欲しいです。
そして表紙の「白」が印象的な高橋さんのイラストも綺麗でした。
純白の雪がなんだか綺麗すぎて、少しだけ悲しくなるくらいでした。
この巻では、どの登場人物の心情もよく理解できました。・・・昌史も。
私は、小説とは知りながらも・・・獣人と餌の哀しい運命を想うと、彼らにほんの少しでも「希望」と「幸せ」へと続く道がないものかと真剣に考えてしまっています。
銀、須王・・・そして全ての獣人達にこの暗闇に「光」が灯ることを祈りつつ、静かに最終巻を待ちたいと思います。