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凍りついた香り (幻冬舎文庫)
 
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凍りついた香り (幻冬舎文庫) [文庫]

小川 洋子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

プラハからウィ―ンへ。孔雀の羽根、記憶の泉、調香師、数学の問題…・いくつかのキーワードから死者を訪ねる謎解きの旅が始まる。小川洋子ワールドの人気長編、文庫版で登場。

内容(「BOOK」データベースより)

今でも彼の指先が、耳の後ろの小さな窪みに触れた瞬間を覚えている。まずいつもの手つきでびんの蓋を開けた。それから一滴の香水で人差し指を濡らし、もう片方の手で髪をかき上げ、私の身体で一番温かい場所に触れた―。孔雀の羽根、記憶の泉、調香師、数学の問題…いくつかのキーワードから死者をたずねる謎解きが始まる。

登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2001/08)
  • ISBN-10: 4344401360
  • ISBN-13: 978-4344401365
  • 発売日: 2001/08
  • 商品の寸法: 15 x 10 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 55,467位 (本のベストセラーを見る)
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魅惑の世界 2006/5/31
形式:文庫
ストーリーやいきさつはさほど面白いというわけでもないけれど、

それでも引かれて読んでしまうのは

文章の美しさと表現力と作者の作る世界の魅力。

しぐさや表情や数学や香りやスケートやが作者の指揮棒で美しい旋律を奏でてあきさせない。

うっとり読んでしまう。

小説の楽しみにひたれる上質な時間がうれしい。
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32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
コニャック 2004/4/16
形式:文庫
突然死んでしまった恋人の事を、恋人の家やチェコまで行って、だんだんと知っていく物語です。
プラハ、東欧の青年、とチェロ、(あと空港の待合ベンチ)などそれだけで切なくなってくるもの、
と言えば浅い感想になりますが、しかしそれらがとても上手く、読んだ人の心に届くようなお話しです。

小川洋子さんの小説で一番好きなものです。
ちなみに私はこの本を読んで来秋、チェコに行ってきます。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
著者らしい、死者と生者をつなぐ記憶の物語。いくつかのキーワードを手がかりに主人公・涼子は彼女の知らない死者の過去を求めてチェコまで旅をする。死者はなぜ栄光の人生のレールから自らおりたのか、最後に謎が氷解するプロットが冴えている。

ひたすら過去に遡るようでありながら、死者の運命は定められていたものと受け止め、主人公が前向きに生きる予感を漂わせるエンディングに光がさす思いがする。

孔雀の番人のようにこの世とあの世の接点に静かに佇む人(?)も登場し、ファンは静かで伝奇的な小川ワールドを満喫できるが、決してマンネリではない。本作では、上記謎ときの仕掛けの他に、香り、スケート、チェコでの彷徨等の要素が読者の感覚を心地よく刺激する。

注目すべきは数学の美に対する称賛。「博士の愛した数式」に至る道程の始まりだ。

あるコンテストで用意するチョコレートの総量を求める、計算式を使わない解法は実にエレガント。これを美しいと思う感覚を共有できるのが著者の作品を読む大きな楽しみだ。
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投稿日: 2006/4/11 投稿者: NAO
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投稿日: 2006/3/22 投稿者: アカサカミカ
本当の・・・
... 続きを読む
投稿日: 2006/1/20 投稿者: 理系の文系
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