岩波の、この入門シリーズ1期2期ともに通読しました。ヨーロッパの全てが解る訳ではありませんが、例えば「冷戦」という看板を目にしても、決して一つの品物だけが売られているのではないということ、研究者の見解・視野そして問題点への重点の置き方によって品物はいくらでもあるし、それぞれ違った味がするということ(一寸比喩が下手で申し訳ありませんが)、その点がよく解りました。但し、個人的には例えば「ゲルマンの部族時代」や「カロリングルネサンス」(つまりヨーロッパ文明の草創期)、さらには「学校制度」なども取り上げてあったら面白かったのになと思いました。