欠かさず読んでいる明野照葉さんの新作です。
今回は文庫書き下ろし
プロローグ
第一章〜第五章
エピローグで構成されています。
十年の商社勤めの末、三十四歳にして「島流し」の憂き目にあった夏季は、
出向先の若き取締役、渡辺真理の手腕に羨望と疑念を抱く。
地味な外見、希薄な存在感に反して発揮される冷徹な決断力と異様な行動力。
夏季は後輩とともに秘密を探り始めるが…
ストーリー自体は明野さん独特の何とも言えない空気感を感じましたが
今回はいつも楽しみにしている小気味良い気持ち悪さが少なく
全体的に間延びした盛り上がりに欠ける感じがしました。
登場人物が多く謎の外人?が多数登場して来る事で頭が混乱して
どっぷりと物語に嵌れませんでした。
一種、宗教的な独特の世界、世間の煩わしい事柄多々あれど
「そちらの世界」へは行きたくない、洗脳の恐ろしさの様な物も感じました。