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冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)
 
 

冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス) [新書]

森 博嗣
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

同僚の喜多助教授の誘いで、N大学工学部の低温度実験室を尋ねた犀川助教授と、西之園萌絵の師弟の前でまたも、不可思議な殺人事件が起こった。衆人環視の実験室の中で、男女2名の院生が死体となって発見されたのだ。完全密室のなかに、殺人者はどうやって侵入し、また、どうやって脱出したのか? しかも、殺された2人も密室の中には入る事ができなかったはずなのに? 研究者たちの純粋論理が導きでした真実は何を意味するのか。

内容(「BOOK」データベースより)

同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。究極の森ミステリィ第2弾。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 新書: 298ページ
  • 出版社: 講談社 (1996/7/1)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061819178
  • ISBN-13: 978-4061819177
  • 発売日: 1996/7/1
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 3.4 (29件のカスタマーレビュー)
 
 
 
 
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 もう少し., 2004/1/7
この人による「すべてがFになる」は小説の魅力を
見事に伝えていました.

そして今回は,2作目の「冷たい密室と博士たち」

見事にかけているとは思いますが,少しボリューム的に
足りないような感じを受けます.

確かに元の小説もそんなに分厚い内容ではないのですが,
もう少しボリュームがあってもいいんじゃないかと.

結論として絵もきれいになっていますし,
全体的に見て素晴らしくまとまっていると思います.
ただボリューム不足で減点1の星4つ.

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18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 もっと難しいんじゃなかったかな?, 2005/1/19
『すべてがFになる』の漫画化作品を読んでいたので、続編として購入しました。
確かに「そこらへんにはない絵」ではあって、その意味ではすごいと素直に感心するのですが、ストーリーの面で端折ってあるところが多すぎるのが不満です。
あれ、こんなんだったっけ?もっと難しいんじゃなかったっけ?これじゃごく普通の「推理マンガ」じゃないか。
そういう印象でした。
魅力的な人物がいて、事件がおきて、調べたら奇妙な点が見つかって、空前の謎にみんなが頭をひねって、過去の出来事や人間関係の中からヒントと新しい謎が同時に見つかったりして、でも最後には我らが主人公がそのものすごい頭脳で謎をすっぱりと解く!
うーん、なんか違うなぁ。
この作品の原作小説の面白いところはそういう「王道」「約束」「お決まりの展開」の部分ではなくて、次々に仮説が立てられては捨てられていくそのプロセスだったはずです。
間違いだけれど魅力的な「別解」が生み出されては「それはここが間違いだよ」と指摘されて消えていく。そのいわば「科学の実況中継」がエキサイティングだったのに、漫画ではそれが少なすぎたように感じます。
もちろん、僕の判断には個人的な嗜好が多分に含まれているでしょう。また、そんなのを漫画で表現するのは技術的にとても難しいことなのだろうとも思います。端折られたのは漫画化にあたって賢明な判断だったのかもしれません。
しかし、だとしても「惜しいなぁ」という感じがぬぐえないのです。

とはいえ、十分面白いので評価は星3つ。

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5つ星のうち 5.0 方向性に多少の違いはあれど・・・, 2011/7/31
前作(出版順でいう、「すべてがFになる」)と比べて云々、というレビューが目立ち、
それが本作があまり高評価でない要因になっているように見受けられます。
はたして、前作と比べて本作は見劣りするのか?
本作もやはり理系理系していています。
例として、中盤、手に汗握るスリリングなシーン(萌絵ちゃんが・・・!)が展開されますが、
ここでの構成要素に、パソコンにあまり馴染みがない方には分かりにくい、
しかし当時を知る人には、おぉっ!?と思えるようなネタがあります。
また、今回は舞台そのものがおおよそ理系という物質で構成されている、
と言っても過言ではありません。
当然、それだけで理系小説?くらだらない・・・なんて言わせない面白さがあります。
今回は前作のような、敢えて言うなら「森博嗣式推理小説」とは若干異なるかもしれません。
趣向性の違いとでも言いましょうか。
上記にも挙げましたとおり、サスペンスのような、
ドキドキハラハラせずにはいられない展開が見受けられます。
謎が謎を呼ぶ、不可解な現象が次々と起こる・・・というよりは、
物語りが進行する度に新しい発見あったり、予想だにしなかったピンチが迫り来る・・・、
という感覚を抱きました。
どうなってしまうのか? 大丈夫なのか?
不安と期待をない交ぜにした感情は、ページをめくる指を止めさせてくれません。
ですがそこは森博嗣、数学の解を証明するように、
きちっと話しは進んでいき、謎をすぱっと解明していきます。
前作は本当に先を予想させない未曾有の推理小説でしたが、
なら本作が霞むかというと全くそんなことはなく、
悲しみと憎しみに囚われたピュアな親子愛の行方を織り交ぜつつ、
前作同様、読み手をぐいぐい引き込む大変面白いミステリーを描いたように思います。
方向に多少の違いはあれど、前作で森博嗣氏が好きになった方なら、
私は今作も何の迷いもなくお勧めできる一冊だと思います。
新しい登場人物と、犀川先生&萌絵ちゃんの関係の変化?だって楽しめるのですから。
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