今回かなりぶっ飛びます。
いつも尋常じゃないほど強い磐音ですが、今回は妖怪のような盲目の剣術家と戦います。
妖怪のような、というよりどうやら物の怪らしい。
生きていればとっくに100歳を越えている年齢。
人の夢に入り込み取り憑いて殺すこともできる能力。
そして磐音はそのじーさんの創り出した異空間で戦うのです。
なんだか始まりの頃とはまったく違う世界に来ちゃったなーと思いました。
このシリーズも始まりはもっと違いました。
江戸の市井の人たちのつつましくも温かい人情とか、義理と人情をはかりにかけりゃ義理が重たい武士の世界で義理のために忍んで泣く悲しさとか、そんないろんな情緒があったのです。
それが今や、徳川将軍家の世嗣・家基とは仲良しだし(ありえねー)、おこんはちょっとかわいいおきゃっぴいな江戸娘からなんでもこなす完璧な若奥様に変わってるし(話の幅狭くなったー)、磐音は毎回ありえないほど強いし(たまには弱いとこも見せろー)。
そして今回、ついに妖怪まで登場です。
しかも異空間です。
ありえないにも程があります。
いや、もうここまで来たらそこんとこを楽しむしかないですね。
よぉし、わかった!
もう君に江戸情緒は求めない。
そのままドドーンと突き抜けちゃっておくんなさいまし。