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冬子の兵法 愛子の忍法 (文春文庫)
 
 

冬子の兵法 愛子の忍法 (文春文庫) [文庫]

上坂 冬子 , 佐藤 愛子
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 540 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

二人は大の仲よしというわけではない。「わかっていることは、思ったことは隠さずいう正直者らしいという一点」(佐藤)だった。かくして大作家を前にして「小説はハラの足しにならないと思ってる」(上坂)と書いてしまう、冬子と愛子のズケズケハラハラ往復書簡エッセイがはじまる。存分に生きることは、怒ることと見つけたり。

内容(「MARC」データベースより)

佐藤愛子、上坂冬子の2人が今の日本と日本人を憂え、怒ったからさあ大変。互いに驚き、おののき、尊敬し、時にののしり、破顔一笑の往復エッセイ。笑いと感動の沸点をあげて日本とあなたに風穴をあける1冊。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 263ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/09)
  • ISBN-10: 4167450070
  • ISBN-13: 978-4167450076
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 392,304位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By タマシギ♀ トップ500レビュアー
形式:文庫
お二人の名がタイトルになった本、見た瞬間には手にとってレジに並んでおりました。だって「絶対」におもしろいって決まっているからです♪
怒りながら、社会に目を向け、世の常識を問い続けるお二人の姿勢。これだけ気骨のある女性たちが、敗戦で力の抜けた男たちのしりを叩き続け、今の日本経済の基礎を作ったのだと言っても過言ではないと思います。「老いてなお…」「年寄りのたわごと…」などと口が裂けても言えません。
どうかお二人とも長く長く生き続けていただいて、世のご意見番として末永く、力強く君臨していただきたいものです。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
往復書簡形式にして、大正解。

様々な話題が、お二人の間で打って響いて、違う音も出して、

楽しく広がってます。

社会問題についても語っておられますが、お二人の間のやりとりなので、

一人よがりになりすぎる心配が少ないためか、普通のエッセイ以上に

自由で率直な気持ちを伸び伸びと書くことができている感じがします。

なにより、ベテランのおふたりは、表現が上手いです。

ユーモラスな表現に笑いっぱなしでした。

元気がでます。とってもお勧めです。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kh VINE™ メンバー
形式:単行本
 本来は女学生のような恥じらいのあるべき往復書簡が、かくのごとく姦しくとも、いいじゃありませんか、女学生の成れの果てなんですから。

 しかしそれだけだと思ったら大間違い。冬子も、愛子も、人の子、怖いこともありゃあ、泣くことだってある。冬子は天丼ひとつで人の情けに涙し(この挿話がとてもいい)、愛子は日本が戦争にまきこんだ台湾の人の、戦後、文句ひとつ言わなかった心情に落涙する。読者のみなさん、そこをよーく読みとってください、と両姐御は紙背からガンを飛ばしている。

 怒っても泣いても、この二人には憎めない愛嬌がある。それはいったいどこから来るのだろう。人生へのまっしぐらな猪突猛進の姿勢からだろうか。そして今、当然(失礼)のごとく、彼女たちの関心は老い向けられている。上坂冬子は、高校生のうちから老いとか死を教えるべきだという昨今の考え方に、こんなアホな説、猛反発したいと一蹴。そんなもの、個人個人が胸のなかで、その場にたどりついてから実感するのが老いで、観念で理解した老いなんて老いじゃない。そんなことする暇があったら物理でも数学でも勉強して脳味噌鍛えろ! この過激さがいい。したり顔なんかしていない。この二人、とかく吠えたがります。

 この本の読者も、たぶん吠えたくなるはず。吠える材料なんて、狭いニッポン、イソグもイソガナイも、足の踏み場もないほど転がっているもん。いざゆかん、この覇気!

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