一気に読みました。
悲しかったー。
今の世の片田舎にも通じる雁字搦めの生活、
したくもない結婚、出産、夫との死別、家に縛られ義夫を看取り、忍ぶ恋愛、義母との長い長い確執、などなど。
そんな縛られた生活のかなでも絵を描くことを辞めなかった執念。
幼き頃、南画を志す身分の違う少年、少女3人が成長していく過程、幕末の世に翻弄されながら各々違う道へと流れていく。いずれも哀れで、読みながら一生懸命少年、少女を応援しちゃいました。
20年後3人が再会し書画会を開くが、そこの出品する絵一枚一枚を文章から想像しましたが、是非どんなものか見てみたい気がしました。
勤皇派急先鋒の光岡修理の「逆の葱」は、想像しただけでも笑っちゃいますが是非見たかったですね・・・。
世の「仕来(しきた)り」&時代との葛藤物語。
いずれの世も生き難いものでござる。