冬のアウトドアは雪や寒さなどで厳しいものがあります。
特に雪遊びをしようと思うと、高価なスキーやスノボが必要なため、敷居高いです。
そんな中で「スノーシュー」という道具があります。これは、手持ちのトレッキングブーツや登山靴
を固定して雪の上を歩けるようにする。という道具です。値段も安めだし、たいしたこと無い道具の
様にも思えますが、これがどっこい。雪が積もった野山は平坦になるので、夏には行けない場所に
ほいほい行けたりします。そんなスノーシューの魅力をたっぷり紹介したのが本書です。
注意して欲しいのは「スノーシューの使い方」の本では無い点です。(少しは触れられていますが、
この本のスタンスとしては、現地での講習会に参加しましょう、みたいです。)とは言え、着けて
しばらく歩けば、使い方が判るので問題ないと思います。この本で強調されているのは「スノー
シューを使って冬山へ向かう時の心構え」です。スノーシューを履いていると、どこでも行けちゃう
から、逆に遭難する危険は格段に上がります。最もな話です。
この本に書かれていることは非常に役にたったのですが、実際に冬山へ行ってみて感じたことは、
1.登山靴がずぶぬれになりました。
皮製だと一日雪の上を歩くと厳しい。防水処理をするか、それなりの靴が必要みたい。
2.登山する場合は、アイゼンとスノーシューの履き替えでロスタイムが発生します。
斜度がきついとスノーシューでは歯が立ちません。冬場は日の入りが短いので注意が必要。
1.については、防水性のある靴が必要。とさらっと書かれてはいますけどね。
スノーシューイングコースとして浅間高原(紙面の関係らしいですが)しか載って無いのが残念です
が、始めてスノーシューを買われる方や買ったばかりの人に、出かける前にぜひ読んで欲しい本です。