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写真論
 
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写真論 [単行本]

スーザン・ソンタグ , 近藤 耕人
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

《袖書きより》   写真は世界の断片を収集し、世界を複写する。多くの写真映像が氾濫する今日、写真について語ることは世界について語ることだ。本書は、絵画や文学との違いを明確にしつつ、写真が「現実と想像力の交差」という現代文化の中心テーマをとく鍵であることを指摘する。アツジェ、アーバスらの作品批評を通して「写真時代」の文化構造をとく本格的写真論。 《スーザン・ソンダグ》   1933年ニューヨーク生まれ。ハーバード、パリ大学で哲学を学んだ後、雑誌編集者をへて大学で哲学を講じる。63年処女長編『恩恵者』、66年論評『反解釈』を発表し、60年代のアメリカ文学の旗手として注目をあびるにいたる。現代的感性を鋭く分析するラディカルな批評活動を続けている。

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 晶文社 (1979/04)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4794958668
  • ISBN-13: 978-4794958662
  • 発売日: 1979/04
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 23,462位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鋭い 2010/10/31
写真に関して、どのページにも、思わずマーカーで線を引いてしまいたくなるような鋭い指摘や断定がごろごろ転がっている。ただ、本書には、初めの章から終わりの章へと読者を導いてゆくような、一貫した論理の連鎖や語りの流れがあるわけではない。その点が読みにくく感じられることもあれば、あるいは逆に、思考の精髄だけを並べていったかのようなその無駄のなさが心地よく思われることもあるだろう。
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31 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 春四
撮る人よりも、観る人のほうが圧倒的に多いのだ。

鼻にかかったプロ意識を振りかざしてソンタグを批判するのは、傲慢だし滑稽だ。

ソンタグは観る人だ。真摯に物事を観て、語る人だ。役割がちがう。

上の写真家先生はちょっと考え直してみたほうがいい。

日々、イメージに埋もれて、無感覚になることを防ぐために、落ち着いてそれぞれの写真を観て、

自分なりに論じてみることは、とても意味があることだ。その契機になる写真論だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
私が読んだなかで優れてると思われる写真論は、ロラン・バルト『明るい部屋』、富岡多恵子『写真の時代』、そして本書です。 富岡は文学者ですが、バルトとソンタグは哲学者です。いわゆる写真評論家や写真家からなぜこのような著書が出てこないか不思議です。「いまはまさに郷愁の時代であり、写真はすすんで郷愁をかきたてる。写真術は挽歌の芸術、たそがれの芸術なのである」といった深い洞察力、知性に感嘆する名著。写真に関わる人の必読書であろう。
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