ピント、明るさ、色やレンズの章は知っていることが多かったですが、光と時間と構図の章は中級の私におきまして知らないことがたくさんありました。
そればかりでなくいままでわかっていたつもりの事が実はわかっていなかったということや、なんとなく完璧にわかっているとは言えない胸になにかつかえている事をすっきりさせてくれたのが本書でした。
苦言をあえていわせていただくなら、この本はおもに風景、花、お菓子をターゲットにしていますが、写真の教科書となうっているのなら人物、動物にも言及がほしかったです。
著者は風景写真家ですから仕方がないですが、ストロボの使いかたにもほとんどふれてありません。
そうこういっていますが、プロの写真家は構図をつねに考えてシャッターをおしているのではなくあれこれ構図について考えず写した結果が構図にあてはまっていたといった事が多少頭でっかちになっていた私を救ってくれました。
また、構図の使いかたをわたしはこの書籍ではじめて教えてもらったと思います。
光と時間の章と構図の章は今まで他書では触れてなかったことが説明されています。
この本は優れた書籍ではありますが、中級のひとが更なるステップ・アップに使うのが一番あっていると思います。
いわゆる写真撮影のテクニックの本であり、題名のように写真全体の教科書ではありません。
いろいろ書きましたが、良書にはまちがいありません。
皆さんどんどんこの本をよんでレベル・アップしてください。
初級のかたは先行投資しても損はありません。
ご健闘をお祈りいたしております。