張作霖の爆殺からサンフランシスコ講話条約まで、写真をふんだんに掲載して読み解いて見せる昭和史。
選挙公報でもそうだけど、顔写真というものの有益性を感じます。
陸軍統制派の幹部だった永田鉄山のカオとか、海軍の南雲忠一のカオとか、米空軍のカーチス・ルメイのカオとか。教科書にはあまり登場することもないカオが並んで見えるのがとても興味深い。
やはりいつの世でも「面構え」というものはあるものですから。
写真の出典がほとんど書いていないのだけど、米側の資料写真も多く、それだけに日本側の報道写真だけではない迫力があります。
文章もだいたい1項目4〜6ページくらい。
筆致も極めて抑えた調子で、読みやすいと思います。
すーっと通り過ぎてはいけない部分もきちんと抑えているのに好感をもちます。