日本の敗戦後から独立に至るまでがコンパクトに、その世相を表す写真とともに語られている。
日本に米軍基地が存在する原因、特に沖縄に集中する要因が理解しやすい。すでに敗戦から半世紀以上も経過して時代を彷彿させるものが少ない中、写真は思考を明確にさせてくれる手助けとなっている。が、しかし、今、ようやく、冷静に、あの時代を眺めることができるようになった証拠ではないだろうか。
できれば、和暦を全文に併記してくれると読みやすかったのではないかと思う。昭和生まれ、昭和育ちは和暦で物事を教えられたので、西暦表示は極めて読みにくく、理解しにくい。
誰を対象にこの本が作成されたのか、多分、平成生まれ以降を対象に作られたのかもしれないが、昭和生まれも手にすることを考えて欲しかった。昭和の時代は昭和の人間がもっとも興味あることなので。