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5つ星のうち 4.0
写楽は誰か,
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レビュー対象商品: 写楽百面相 (新潮文庫) (文庫)
1993年に出た単行本の文庫化。2005年には文春文庫版も出ている。写楽の正体を暴くという趣旨で書かれた時代小説。しかし、読み進めていくにつれ、写楽の正体などどうでも良くなってしまう。すっかり物語に引き込まれてしまうのである。さすがストーリーテラーの泡坂氏だ。 朝廷と幕府を巻き込む大事件が展開していき、最後はあっという結末に。 もちろん、だからといって写楽の正体がなおざりにされているわけではない。新しくて、なおかつ面白い説に仕上がっている。 写楽の浮世絵の新しい見方を教えてくれる本でもある。写楽の魅力を再発見させられる一冊であった。
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