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再婚生活  私のうつ闘病日記 (角川文庫)
 
 

再婚生活 私のうつ闘病日記 (角川文庫) [文庫]

山本 文緒
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「仕事で賞をもらい、山手線の円の中にマンションを買い、再婚までした。恵まれすぎだと人はいう。人にはそう見えるんだろうな。」仕事、夫婦、鬱病。病んだ心と身体が少しずつ再生していくさまを、日記形式で綴る。

内容(「BOOK」データベースより)

「ほんの少しの起きている時間で、パン一枚だけ食べて、書かなくちゃならない原稿だけ死ぬ思いで書いて、猫の世話だけは何とかやって、あとはとにかく臥せっているしかありませんでした」望んだ再婚生活なのに、心と身体がついてゆかない。数回の入院生活と自宅療養、うつ病をわずらった作家が全快するまでの全記録。克明な日記の、2年2ヶ月の空白期。書けない時期に何があったのか―。文庫化にあたり60枚を加え、重症期の闘病を明かす。

登録情報

  • 文庫: 308ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/10/24)
  • ISBN-10: 4041970164
  • ISBN-13: 978-4041970164
  • 発売日: 2009/10/24
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
うつ病を患った作家、山本文緒の日記エッセイ。もともとは角川書店の文芸誌『野性時代』に連載されたものを単行本として発表。今回はそれの文庫化である。文庫化にあたり、「まえがき」と「あとがき」と、かなり紙面を割いた加筆がされている。12のチャプターから成り立っている。6番目と7番目の間に、約2年2ヶ月のブランクがあり、この間に何かあったのか、劇的に近く病気が回復している。禁酒・禁煙にも成功しているようだ。このあたりが文庫では詳細に明らかにされている。また10番目と11番目の間にも、約1ヶ月のブランクがあるが、それにも触れられている。

私はこの日記を読んで、山本文緒の飾らない、赤裸々な告白に素直に感心した。買い物・食べ物のこととかは実に女らしさがうかがえる。また、病気の症状では、とりわけ睡眠障害に苦しんでおり、これについては本当に正直に述べている。さぞ辛かったことだろう。

罹った病気に対処するためにはこのように長期戦となるんだろうけれども、経済的に庶民より恵まれているだけに、また素敵な旦那さんがいらっしゃるだけに、「わたしは治った」といえたのだろう。
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By 有休
形式:文庫|Amazonが確認した購入
はじめ図書館で単行本版を借りて読んだのですが、日記では空白期間がいくつかあり、単行本版では空白部分から次の状態までの詳細がわからず、或いは何故空白とならざるを得ないぐらい症状が悪化したかの経緯がつかめず、加筆にてそれらへの説明がある文庫本版を購入しました。やはりここが明白にならないと、主人公が何に病んでいるのか、何故回復したのか、という肝腎要のところが掴めません。文庫本版の、加筆部分で空白と空白への説明が補完されており、ようやく読み終えたという実感を得ました。
「うつ」闘病というのはやっかいです。ひとつに、うつ病と、うつ状態は違うという当事者も家族当事者(周囲の理解者)も見落としがちな問題があり、それが「うつ」への誤解を生み、当事者への誤解を生み、間違った治療の選択を招いてしまいます。

多くのひとが嵌ってしまいがちな「うつ」闘病の誤解について、巻末の大平健さんの解説によりわかりやすく説明されており、その点でも価値ある「うつ」闘病本であると思いました。良書です。
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形式:文庫
単行本が出たときも読んでいたのですが、文庫にはかなり加筆されていると知り、これも読んでみようと購入。
正解でした。
加筆部分は、これまで書かれていなかった、日記の空白期間(最も病状が悪化していた頃)のこと、そして単行本出版後の現在が書かれていて、ここまで含めてはじめて、この本は完成したのだと思いました。読んでいるだけで、こちらまで苦しくなるような病状の中、ご本人もまわりの方も含めて、どんな風に病気と向き合ってきたか、試行錯誤があったか、少しづつ回復していくきっかけなど、書かれており、一気に読み終えてしまいました。この方の、ズキっと心に刺さるような文章が好きなのですが、それがまたこうして読めて嬉しかったです。
単行本をすでに読んでいる方にも、ぜひおすすめしたいです。
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