ラノベって、普通、日常からちょっと外れた要素が組み込まれたものだったりり、別世界のファンタジーだったりしますね。
確かにそういう意味においては、円環少女シリーズは確かにラノベなんですが、話の重さや世界観の作り込みと言う面でやはり異形のラノベと呼ぶべきものなんじゃないでしょうか。
おちゃらけ要素や、両手に花の三角(四角?)関係ネタもあるのですが、おちゃらけは主人公がどんどん駄目になっていく描写だったり、三角関係はヒロインの一人が小学生だったり、どうにも普通じゃありません。
長谷敏司はデビュー作からちょっと変わった作風だったのですが、見事に(^^;)開花しましたね。
話が進むにつれて、ここまで主人公やヒロイン達が追い詰められていくラノベは知る限り他にありません。
他の方も書いてらっしゃいますが、「この話はいったいどこに落ち着いていくんだろう」と、ある意味「妙な期待」を持って読ませてもらいました。
ラストは人によっては蛇足感があるかもしれませんが、私自身は「ああ、ちゃんと閉じたな」と感じました。
多分、最初からここに落とすつもりだったのでしょうが、話が膨らみすぎて引いた伏線を閉じるのに苦労したんじゃないかと思います。
キャラクターは良かったですね。ややネタばれですが、クライマックスのオールスター大進撃(笑)は燃えました。
浅利ケイツは良いキャラですねぇ、本当に。
で、メイゼルはやはり最高のツンデレ(サドデレ?)キャラですね。^^;
13巻と長丁場ですが、是非通して読んでください。お勧めです。