面白い・・・です。
この4巻は描写面で随分と読みやすくなったような気がします。
それでもライトノベルとしては難解な方でしょうね。
個人的に5つ星は揺るがない感じですが、その読みにくさのせいで
手放しで人に勧められない本でもあります。
読みにくさの原因をちょっと考えてみましたがおそらく
以下のような理由によるものです。
1、非常に独自性の強い世界観である事。
2、ステレオタイプなキャラクターが少ない事。
3、善/悪のような分かりやすい価値観が物語の底辺に無い事。
しかし、これらはそのままこの「円環少女」シリーズの魅力でもあります。
主人公の仁、ヒロインのメイゼル、きずな等、それぞれがみんな記号ではなく、
血肉の通ったキャラクター達です。悪役として登場する者も含めてです。
今回は主人公・仁の過去でもある妹が話の中に重要な位置で関わって来ます。
メイゼルはアレな性格がさらに磨きがかかってきています。実にイイ!
きずなは生々しさがよりアップしてドキドキです。手を出さない仁は立派!
そして復活のエレオノール!深みのあるキャラクターとなって帰ってきました。
色々な意味で続刊も楽しみです。