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円安バブル崩壊―金融緩和政策の大失敗
 
 

円安バブル崩壊―金融緩和政策の大失敗 [単行本]

野口 悠紀雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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円安バブル崩壊―金融緩和政策の大失敗 + 未曾有の経済危機 克服の処方箋―国、企業、個人がなすべきこと
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商品の説明

内容紹介

急激な円高と止まらぬ株価下落。日本経済はいまや深刻な危機に陥った。主要因とされる「サブプライムショック」による米国経済の落ち込みは、あくまでも引き金に過ぎない。根本的な原因は、旧来型産業と目先の景気回復ばかりを優先した「超低金利・円安誘導政策」にある。経済政策の無能を厳しく指弾する痛快経済エッセイ!

内容(「BOOK」データベースより)

異常な円安誘導・低金利政策で、見せかけの好景気を享受してきた日本。だが、サブプライムショックが引き金となり、歪みきった日本経済は深刻な危機に陥った!1ドル70円台でも生き残る道はあるのか。

登録情報

  • 単行本: 248ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2008/5/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478005699
  • ISBN-13: 978-4478005699
  • 発売日: 2008/5/30
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 481,627位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
ひとつひとつのトピックはおもしろく、示唆に富むが、「円安バブル」について述べている部分は、序文と、本文の1割程度であり、為替政策についての本格的な議論を読みたくて買うと、肩透かしを食う。
また、本書の主要部分は著者が自分のWebで公開していて、無料で読める。このことは高く評価されてよいし、頭の良い営業活動だと思う。
しかしながら、著書を金を出して買った人への「ご褒美」が、落語もどきの序文だけというのは寂しい。本ならではのオマケが欲しかった。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
まあ、相変わらずの野口節である。本書は、週刊ダイヤモンドの氏の連載が元になっているので、新味はない。

米国でこれほどの事態となったのに、相変わらずの基本米国礼賛論でやや辟易とする部分もある。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 著者は,日本経済のさまざまな問題点について独自の視点で解説している.概ねその主張は傾聴に値すると思われる.輸出型製造業の業績回復は「低金利・円安(間接的補助金)」に過ぎないと言う指摘は特に重いが,当たっているのでしょう.しかし,そうしなかったら何もなかったのかもしれないところが日本経済のつらいところ.
 税制についてのけったいな議論を税理論に基づいて論理的に反論しているところは特に役に立った.
 
 しかしながら,著者の立場上やむをえないが,立場の論理に過ぎない主張もあると思われるので,読者は私の以下のコメントが妥当かどうか検討しながら読んで欲しい.

(1)p.42-44で,サブプライムローン問題により批判された金融商品の意義を航空機技術が受容される過程を例にして正当化しているが,次のように考えてはどうだろう.
 飛行機が墜落すると,乗客は死ぬし,パイロットも死ぬ.
 投資信託が暴落すると,乗客は大損するが,パイロットは信託報酬を得る.  
この点が本質的問題を生んでいると思う.
(2)航空工学の基礎は簡略すればニュートン力学に尽きるが,金融工学にはそれに対応するものが見当たらない.正規分布は,与えられた確率事象にアプリオリに適用できない.応用を目指す前に基礎理論を確立すべきではないのか?
(3)最終節で比較優位原則の有効性を述べているが,その成立条件についての言及がないので困る.成立しない場合のリスクを皆恐れているのだと思う.

 以上,エッセイをまとめた著作なので,細かい議論はできなかったのかもしれない.著者にはより紙面に余裕のある場合以上の言いがかりに事実と論理で反論していただけることを期待している.
 最後になるが,国も金融の専門家(そもそもいるのか?)も頼りないので,個人は資産運用をしなけらばならないのです.また,金融工学を学習するより著者の税金に関する著作・著述のほうが資産運用にはるかに役立つことを指摘しておきます.
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