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5つ星のうち 4.0
終局に向けて動き出した,
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レビュー対象商品: 円卓生徒会 9 (円卓生徒会シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) (文庫)
潔癖ビンタ宰相とハギスが表紙を飾る第9巻。前巻からの続きでガラハッドなるラーンスロットの分身を亜砂との子供と言い張る騒動で始まる。なんだかさらにとっちらかってきた印象だが、このガラハッドが後に活躍する。そして、どうやら亜砂達よりも以前にアッチからコッチに来ている人がいるようで、モーガン姉さんの素性も少し明かされる。その後、聖杯を探すためケルト世界に向かう亜砂達だが、そこですぐにシリアスで困難な聖盃探しにならないところが本作の良いところ。相変わらずのドタバタが面白可笑しく繰り広げられる。アッチの世界のメンバーにも活躍の場を与える演出上手と言えよう。そんな最中で子猫遊さんの秘密が少し、ほんの少しだけ明らかになる。さらに今回はラーンスロットが大忙しで、それなりにアーサー王の物語を踏襲している展開もある。あと、ドM娘モードレッドがガーウェインの妹では?という問題も解決する。さらに双子だったという、その片割れが誰かも、ロンギヌスの槍が2本存在することと一緒に判明する。いくつかの伏線を回収しながら、あるいは幾つかを意識的に残しながら、新たな疑問を生じさせつつ最終局面に一歩踏み出したようである。ちなみに、同音異義語のネタが尽きたと言う前生徒会長伊達先輩の亜砂の呼び方が、もぅ目茶苦茶ながら我々の世代には大いに笑えるものだった。
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