いきつけの書店でこのコミックを見つけました。普段、衝動買いはしない自分ですが、一目読んだだけでその魅力に一気にはまりました。
景気回復が今だなしえず、政界は一部の重鎮にのみ牛耳られた国会。
尖閣に侵攻する中国、その危機を利用し政局引き起こす私利私欲な政治家たち。そんな内憂外患の日本を「昼行燈首相」こと桜庭皇一郎が国民国益「国家の威信」守るべく立ち上がる。
国民の前では首相として堂々と威勢と立ち振る舞いを見せるかたわら、裏では身をこわばらせ拳を強く握る姿に首相も他と値が違わない一人の人間であることを感じます。
そんな桜庭を幼馴染の雑賀が総理補佐官として、また老いてもなお手腕に衰えを見せない祖父江護が官房長官としてサポートする。そんな二人の活躍も魅力の一つです。
現実の国会に桜庭たちのような人間がいないと思うと逆に悲しく感じますが、そんな時だからこそこのコミックを読む意味があると思います。
政治離れした若者だけでなく、現役の国会議員や閣僚たちにもこれは読んでいただきたい一冊です。そして考えいただきたい、漫画の出来事が現実になった時、我々は何をすればいいのかを。