元々、内科初期研修として評判の良かった、聖路加国際病院のシニアレジデントさんたちが作成した、「使える」内科マニュアル。
「使える」ための条件としては
○症状から短時間で診断にたどり着くにはどうしたらいいか書いてある。
○診断がついたとき、とりあえずどうしたらいいかが書いてある。
○具体的に何をどうしたらいいかが急ぐ順番に書いてある。
大体この本を開くような時は、当直なり救急外来なりで、医者になって1−2年目、いままで経験したことのないような患者さんに出くわし、しかも、結構急を要する状態で、上の医者もいないというような状況で、ふるえる手でページをめくっているはずです。
そんなときもこの本さえあれば大丈夫!
とりあえず(あくまでとりあえずですが・・)ピンチを切り抜けることができるでしょう。
そして状態が落ち着いたところで、結局何が何だったのかを後でよく振り返って勉強すればいいのです。
そういう意味ではよくできています。
ワシントンマニュアルもいい本なのですが、冷静にものを考えている余裕がないときにはこっちの方がいいと思いますよ。
ただし、この本には「なぜ?」というところまでは書いてありませんから、そこのところは別途よく勉強しとかないとアホになりますのでお忘れなく。