登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
身につまされる…,
By 東海 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 内定取消! 終わりがない就職活動日記 (単行本(ソフトカバー))
当方も、実は某の時期の、就職氷河期の世代なのですが…。幸いにして、私はここまで酷い扱いを受けた覚えはありませんが、この作品を読むと、やはり辛かったあの毎日が蘇る…。私が就職活動をしたことなど、かれこれ10年以上前の話ですが、ありましたよ。自分のこれまでを否定するようなことを、初対面の人間にズバズバ言われて、精神的に失調を来したり、ありもしない内定獲得の「必殺技」や「必勝法」を日々求めていたことを。もちろん、作者の間宮氏の就職活動と単純に比べることは出来ませんし、彼女のように建設的に、前向きに就職に向き合った記憶は、ないです。もちろん、実際に間宮氏の実生活や活動状況を見ているわけではありませんが、本を読む限りでは、彼女は就職前から本当に色々と頑張っています。物凄く「大人」の学生さんであると思います。自分がえらく恥ずかしくなるくらい。けど、どれだけ大学4年までの生活を頑張っても、必ずしも評価してもらえる訳ではないのが、就職活動の難しさであり、救われざる一面です。就職は「お見合い」に喩えられているそうですが、なかなか巧みな比喩ですよね。 間宮氏も自分が内定辞退を迫られるとは思わなかったそうですが、この本を読んでこういうことを書くのもなんですが、やはり実際に「内定取り消し」の場面に出くわす機会はなかなかなかろうかと思います。ですが、就職活動に乗り出す方々には是非、この本を一読してみていただきたい。本の向こうの世界のこととはいえ、世の中にはこれだけきつい目に遭っても、乗り切った人がいるのだぞ、と。活動を真似をしろというのではなく、徒手空拳で、マニュアルのない戦いに戸惑う方は多いと思いますが、就職活動やそれ以上にその後のさらに長い、自分の人生に対する心構えや指針を、自分なりに心に描いていただければ、と。この本を読むと、現在の自分の甘さに、頭を打たれたような気分になるかもしれませんね。 いつも書いていることですが、どこまでが真でどこまでが虚構かは、この際どうでもよいです。全て本当のことだと思って読んでみてください。人生は、カリキュラムやマニュアルのない活動を強いられることの方が、遙かに多いです。就職活動に望む皆さんに幸多からんことを。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
知らないことで損しない為に,
By
レビュー対象商品: 内定取消! 終わりがない就職活動日記 (単行本(ソフトカバー))
タイトルの通りです。世間で内定取消が行われている中、「自分には関係ないよね」と思っていた著者の身にそれが降りかかる。自己都合に追い込むために、民法どころか刑法にも触れかねないような 方法で(ま、相手も馬鹿では無いので手は出さないが)著者を追いこんでくる。 著者は内定を出した会社と就職課の支援、ネットで知り合った同様の被害に遭った学生と協力し 最後は会社から謝罪文を勝ち取りますが、問題はそこでは終わりません。 結局、勤め先は無くなった訳ですから、もう一度就職活動を行うことになったのです。 会社相手に立ち向かうだけの精神力や突破力に頭の良さを有していたので、結果、秋には別の会社に 就職が内定して、漸く著者の就職活動は終了…と相成ったのです。 元がブログの記事らしく、巻末のアドバイス的なページも含め普通に読み進めれば1時間も有れば読み 切ってしまいます(なので、四六版より少し小さいサイズのソフトカバーではちょっと高い。 まあ、版元は文庫や新書といった廉価版ラインを持っていないから仕方ない面も有りますが)。 とは言え、ここには人事経験やトラブル処理をしたことのある私から見ても、とんでもないことが 繰り広げられています。学生は失敗しない為に、企業は馬鹿なことをして会社が無くならない為に 一読しておくのも一考かと思います。 世の中、自分の身は自分で守らないといけません。
34 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
企業の人事さんこそ、読んで恐怖すべし,
By
レビュー対象商品: 内定取消! 終わりがない就職活動日記 (単行本(ソフトカバー))
卒業直前に呼び出され、とんでもない暴言で内定の辞退を強要された被害者による、その後の闘いの記録。 本書は、おおげさに聞こえるかもしれませんが、労働をめぐるノンフィクションとしては鎌田慧『自動 車絶望工場』や上野英信『追われゆく坑夫たち』に匹敵するのではないか。 著者は非常に優秀だと思います。 めんどくさい経緯の叙述やいくらでも複雑になりうる感情の起伏などを、ここまで簡潔な文章に落と し込んでいる記述力からも、冷静で客観的だと思うし、まるっきり人権侵害なド級のパワハラである 役員面談でも、内面はともかく、表面上なんとかやり取りを続けているし、実に優秀です。 著者は、周囲の支援を得て自分の落ち込んだ状況と闘い突破していきますが、最終的に内定を 出してくれた別の企業も含めて、そうした支援を得られているという点でも、著者のペーパー的なも のだけではない優秀さがうかがえます。 それだけに、著者が標的にされた事態の深刻さがいや増しになってもいます。 いや、しかし。 文化的批判理論とかネオマルクス主義とかマクドナルド化とか、懐かしい左はすでに遠くなりました が、経済がシュリンクしてくると、あからさまに明らかになるように、「搾取」とか「疎外」ってのは、まだ アクチュアルな課題であるわけですな。なんとも厳しいことに。 冒頭の若い役員の人間性が疎外されている様なんか、非常に読んでいて辛いし。 著者の今後にエールを送りつつ、自分の足下を振り返る日々です。(汗
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|