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内向の世界帝国 日本の時代がやってくる
 
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内向の世界帝国 日本の時代がやってくる [単行本]

増田 悦佐
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界金融危機は、アメリカから日本文明への覇権交代の序曲であった! スペイン、オランダ、イギリス、
アメリカと続く経済覇権の交代には理由があった。独自の帝国循環論を、歴史学と詳細な経済データを駆
使して展開する。大都市圏への人口集中、鉄道網の整備による効率的な社会、機関投資家を上回る大衆
の投資のセンス、知識人主導にならない大衆文化の興隆、等など、日本が覇権を握る条件はそろいすぎる
ほどそろっている。リーマン・ショック以降、世界経済にとって困難な時代が続く。しかし、日本にとってはそ
の向こうに明るい未来が広がっている! 未来を生きるすべての日本人に贈る。

内容(「BOOK」データベースより)

悲観することなかれ、明るい未来が待っている。次の世界経済覇権を握るのは日本だ。

登録情報

  • 単行本: 268ページ
  • 出版社: エヌティティ出版 (2009/11/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4757122497
  • ISBN-13: 978-4757122499
  • 発売日: 2009/11/26
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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27 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:単行本
 近代経済成立以降における覇権国家の移り変わりをエネルギー効率革命の歴史に埋め込み、次の経済的覇権国家は日本だと主張するユニークな一冊。

 「日本文明・世界最強の秘密」等で、著書は鉄道網のエネルギー効率の高さと就労人口の集中が生産効率を向上させると主張していた。田中角栄以来の国土全体へのインフラ投下は経済上不利だ。沢山の人が鉄道で安全に自由に出歩ける大都市圏であるからこそ、女・子供・大衆向け文化・産業が花開く。クルマ社会では、男・大人・エリート向けの社会構造になってしまう。

 話の掴みとして、日本は米国債投げ売りにより世界恐慌を引き起こせる力を持っていると言う。失ったあぶく銭をまたこつこつと積み上げようと決心できる日本だけが世界経済破滅のボタンを握っている。これは一つの安全保障なのではなかろうか。

 本論の覇権国家とエネルギー効率については、オランダ(水車)→イギリス(蒸気機関)→アメリカ(石油・車)→日本(鉄道)という観点で移り変わる歴史を説明している。覇権国家の条件として、各国は人口減→生産効率向上→バブル崩壊→知的エリートの衰退→大衆の発言力向上という歴史を辿っている。これに、国内が比較的方言の少ない言語で統一され、高等教育まで自国語で出来るという条件も付随する。
 自称知的エリートに仕切らせるな。日本には、間違い無く鉄道、オタク、女・子供による経済繁栄が待っているというこの本は文句なく面白い。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アキレスの踵 トップ1000レビュアー
形式:単行本
本書は時代が必要としているため、ひっそりと登場した。後世の識者からきっとそう言われるだろう。そしてごく一部の人間のみに読み継がれていくに違いない。本書は鉄道文明の強みなど、目から鱗が落ちることを多く教えてくれる。しかしわたしが最も感銘を受けたのは次のことである。

なぜヨーロッパ文明の覇権国は、長い間スペインだったのだろうか。イギリスはもとよりフランスでさえ、世界史の表舞台に登場するのはかなり後のことである。イタリアは都市国家にすぎず覇権国家にはなりえなかった。これまで誰もその理由を教えてくれる人はいなかった。

スペインは10世紀にイスラム王朝の支配下に入って以来、500年かけてイスラム文明の成果を学び取り吸収していったからである。スペインは先行するイスラム文明の学術文化、公衆衛生が高度なことを思い知っていた。そのためイスラム文明への敬意を持ちながら、追い落とさねばならなかったのである。それがスペインに課せられた歴史的使命であり、そのことがスペインの覇権を長続きさせる要因になったと著者は説く。

そして日本に課せられた使命とは、もうおわかりだろう。日本はアジア諸国の中で欧米文明と最初に対峙し、その成果を学んで取り込もうと苦闘を続けてきた国である。ひとつ例をあげれば、日本ほど欧米語からの翻訳が盛んな国はない。この事情は今でも変わらない。自然科学の定評ある教科書には日本語訳があるが、中韓のエリートは自国語訳がないため原書に取り組むしかない。

西洋文明の質の高さを思い知る日本人は、欧米諸国に敬意を払いながら追い越す使命を背負う。そんな恐れ多いことはいやだと尻込みしても、結果的にそうなる運命で逃げられない。欧米語で書かれたものなら何でも有り難いものだと思い込む知識人は、これからも後を絶たないだろう。そのことが逆説的になるが、日本の優位を長続きさせると著者は言うのである。これから時間をかけて、著者の主張をじっくり考えてみたいと思う。簡単に肯定はできないが、きっぱり否定する根拠も持ち合わせていないから。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
大切な大局観 2010/1/19
By JP
形式:単行本
世界史を俯瞰し、
文明覇権の変遷に法則性を見出した上で、
いよいよ日本が世界をリードしなければならない時代が、眼前に迫っていることを教えてくれる
出色の著作です。

本書に説かれているような大局観を持つ方が増えることが、
マスゴミの洗脳を打ち破って、
理想の未来を開いてゆくための鍵であることが、心から納得できます。

ただ、未来への処方箋については、
民主・国家社会主義による日本解体が急速に進んでいて、
本書の内容では、いささか古く感じられます。

早急にもっと積極的な手を打たなければ、日本は護れない。

いずれにしても、良著です。
心から愛読をオススメいたします。
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最近のカスタマーレビュー
またしても、星6個の意味で「星一つ」
「星が多すぎると、かえって星が少なく見える」・・・・・不思議な逆説です。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: iihonn-yomitaidesune
実に面白い
 特に22ページの「世界各国で続々と媚日派が出現」では
棚からぼたもち式のいわゆるオファーが日本に届く式の... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: ゲッペイ
経済覇権国家=日本! ええぇっっ??
古い言い方をすれば、”歴史学の花形分野だった「帝国循環論」”と言うのだそうです。自分が世界史を学んでいた頃に漠然とした理解として捉えていた考え方でした。私の理解は... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: とっと
碩学が語る元気が出る文明史観
相変わらずの、濃密な内容。普通の著者ならわかりやすくするという大義名分のもと「薄めて」書くところを、びっしり詰め込んで記述される。その意味では読むのに骨が折れる。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: さい
世界に問う文明論じゃないですか。
 またやってくれましたね増田さん・・・って感じで、小生ちょっと嵌りすぎですが、今までの歴史の通説を覆す視点(鱗落とし)を3つ紹介します。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/3 投稿者: 鬼瓦権造
儚いデータよりも風雪に耐えてきた歴史をベースに判断する
... 続きを読む
投稿日: 2009/12/13 投稿者: カスタマー
はたしてこれは本気か、逆説か
話題になっている著者、増田悦佐氏の新刊。三橋貴明氏もそうだが最近は日本を元気付けようと、日本の経済的ファンダメンタルの強さを主張する著作が増えてきた。三橋氏の著作... 続きを読む
投稿日: 2009/12/7 投稿者: bilderberg54
面白いですよ
いったい私たちは何を見て毎日過しているのでしょうか?この本に展開される現在の日本の評価と未来図は驚くべきものです。大都市圏への人口の集中と鉄道網そして最大のエネル... 続きを読む
投稿日: 2009/12/1 投稿者: recluse
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