「脳の右側で書け」が写実的な画を描くことに主眼が置かれていたのに対し、この「内なる画家の眼」は主に”思考の構え”を転換するための方法が書かれています。
本書で最も特徴的なのが「アナログ画」と呼ばれる、(一見するといたずら書きにも見える)”視覚言語”を用いる事です。
そして、アナログ画を”読む”ために「Rモード」と呼ばれる、普段の思考形態とは異なる状態へアクセスするための課題があります。(この課題は「脳の…」と重複している部分もありますが…)
一連の課題は多少面倒くさいと感じるものもあるとは思いますが、是非取り組んでみて下さい。全ての課題を終えたとき、「もう一人の自分」とも言うべきものの存在を感じられることと思います。
個人的な感想は、「思考すること」を考える上で非常に有益な本となると思います。
なぜなら、私はこの本のおかげで日常的な喧騒から離れて瞑想にも似た状態で時間を過ごすことができるようになりましたから。