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内なる宇宙〈下〉
 
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内なる宇宙〈下〉 [単行本]

ジェイムズ・P. ホーガン , James P. Hogan , 池 央耿
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

【星雲賞受賞作】
ある日突然人格が他者のものとすり替わってしまう――いたるところで奇異な現象が多発するジェヴレン社会に、ハント博士らは直面した。人格変容の起こった者はアヤトラと呼ばれ、新興宗教の活動家となるか、発狂するという。だがそれは精神異常の類ではない。“内なる宇宙”と名づけられた、まったく別の宇宙の存在が! 解説=永瀬唯

--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ジェヴレンに乗り込んだハント博士らは、ある日突然全人格が他者のものとすり変わってしまう人物が、ジェヴレン社会に頻出していることを知った。アヤトラと名づけられた彼らは、人格変換のために狂ってしまうこともあったが、たいていは新興宗教の活動家となっている。その人格変換の正体を探るうち、ハントは新しい人格がストレスのせいで異常をきたした精神のもたらすものではなく、まったく別の宇宙から、コンピュータ・ネットワークを通じて送り込まれてきていることを発見した。われわれの想像を超えた新しい宇宙がどこかに存在している。その宇宙の正体とは何か?新しい宇宙からの侵略を、ハントたちは止めることができるのだろうか?

登録情報

  • 単行本: 301ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1993/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4488013635
  • ISBN-13: 978-4488013639
  • 発売日: 1993/12
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 549,303位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
内なる宇宙ってそういう意味だったのか!と読了してびっくり。
本書で起こるようなことは実際起こるのか!?と軽く頭も抱えたけれど、そんな野暮なことを言っていたら世界のSFは絶滅してしまう。科学って深い。うちの母親のふところより深そうだ。

上巻で問題になっていた人格乗っ取りや一向に進まない異文化の相互理解は、下巻でかくも鮮やかに解決された。上巻下巻に分かれている小説では、上巻で話をあちこちへ広げておいて、結局下巻でまとまりきらず中途半端なまま終了するような呆れたものがたまにあるけれど、本書は計算しくつされたプロットの裏でほくそえんでいるホーガンの姿が目に浮かぶほどすっきりまとまった終わり方だった。

ただ1つ。ガニメアンシリーズは誰かが死んだり傷ついたりしないわりと平穏なSF作品だったのだが、本書ではついに死人が出てしまった。重火器を手にした人々が暴れてしまった。ガニメアンもシャピアロン号でドンパチに参加してしまった。だからどうだと言われれば困るけれど、派手なドンパチシーンが読みたくて本書を手にしたわけではないので、物語の方向が以前とズレているのにはちょっと悲しかった。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ガニメアン三部作の完結後、かなり経ってから書かれた第4部。
前作「巨人たちの星」で地球人・ガニメアンと対立し敗れたジェヴレン人の故郷、惑星ジェヴレンを舞台になぜ、彼らが戦争を起こそうとしたのか、その謎をおなじみハント博士とダンチェッカー教授が解いていくというのがメインのお話。
このシリーズの主役は地球人とその兄弟筋に当たるジャヴレン人となっており、これまでこのシリーズの主役といってもよかったガニメアンやテューリアンは脇役にとどまっている。
ネタはこれまでの3部作で使い果たしているようで、そこかしこで無理が生じてきている。
人間側の描き込みについてもホーガン特有のあっさりさで深みにかけ、今回の謎の核心であるコンピュータ内に存在する世界も「攻殻機動隊」をはじめとする「電脳系」の物語を見慣れている日本人にとっては物足りないものである。(必然性に欠けている。)
正直言って、これまでの3部作がよかっただけにこの作品は「蛇足」であったと評価せざるを得ない。
せめて、「3部作」の設定を借りた「シェアワールド」ものとして書かれていればもう少し発展性があったのではないかと思う。残念!!
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
前3部作の舞台を基に「電脳系世界」を描こうとした作品です。小生はイーガンが好きで、彼の「順列都市」を「電脳系世界」の一つの究極だとすると、ホーガンの「内なる宇宙」は、その入門的ストーリーの究極かなと思います。ホーガンらしく、白黒はっきり、単純明快、どんでん返し無しで、安心して読める作品です。
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