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兵士を追え (小学館文庫)
 
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兵士を追え (小学館文庫) [文庫]

杉山 隆男
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

海自最高機密の塊・潜水艦に長期同乗取材!

急増する領海侵犯に目を光らせる、海上自衛隊の潜水艦および哨戒機部隊。一隻四百五十億円を越す“最高機密の塊”潜水艦に長期同乗取材を敢行。陽の光も届かない深海で、「兵士」は何を思うのか―。シリーズ第三弾!

内容(「BOOK」データベースより)

深海に身を沈め、敵艦の音を探る潜水艦。空から海の守りにつく哨戒機―。自衛隊で働く隊員たちの姿をみつめ、声を拾い集める「兵士」シリーズ第三弾は、急増する領海侵犯に日夜眼を光らせる、海上自衛隊の潜水艦および哨戒機部隊に鋭く迫る。一隻四百五十億円を越す“最高機密の塊”に乗り込んでの密着取材。逃げ場のない鉄の檻の中で、海の防人たちは何を思うのか。さらに、哨戒機P3Cへの同乗取材も敢行!ソナーマン、センサーマン、武器員、戦術航海士…。海自の「兵士」、孤高の職人たちの姿を追う。

登録情報

  • 文庫: 704ページ
  • 出版社: 小学館 (2007/11/6)
  • ISBN-10: 4094082239
  • ISBN-13: 978-4094082234
  • 発売日: 2007/11/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 122,772位 (本のベストセラーを見る)
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By mazyama
形式:単行本
秘の塊である海自の潜水艦と哨戒機への軍事情報誌の同乗取材と比べ、良くぞその裏に隠された人間的スメルに迫った記述は秀逸。改めて意識の外にあった潜水艦の存在には、ある種の親近感を覚えてしまった。ただ「兵士」シリーズ3部目と言うことで、筆者には自衛隊に対する相当な理解力が蓄積されているおり、第1作の「兵士に聞け」ほどの緊張感には乏しい。
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ai0610 VINE™ メンバー
形式:単行本
 本書は海上自衛隊の、潜水艦そして対潜水艦活動を主な任務とするP3Cの航空部隊、この二つの従事する自衛官の普段は暗部に囲まれて世間では知られることのない彼らを取材した本だ。

 特に潜水艦は、停泊している際にも民間人が乗船する機会など皆無に等しい。著者はよほどの信用を自衛隊に克ちえているのだろう、二回も潜水艦の航海を経験している。

 呉のタクシードライバーは乗車した瞬間、その人間が潜水艦のりであることを見極めるという。そういったエピソードも本書で始めてしるおもしろい事実だ。

 潜水艦は塩分濃度や海中温度によってソナーの性能が大きく分岐し、それをしることは、その海域で行動する艦にとって命に関わる貴重なものだと本書は教えてくれる。

 中国によって堂々と領海の海が、海洋調査船の活動によって裸にされていく。

 外務省の官僚や、政治家が本書を読んでどんな感想を持つか聞いてみたい。

 国の防衛の為に、日々命をすり減らし活動する彼らを、どうして同胞である我々が後ろから背中をつつくような、そんな行為を許すのだろう。本書を潜水艦に乗務する彼らの本質をしれば、そんな行為に怒りがこみ上げてくるに違いない。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 杉山隆男氏による兵士シリーズの第3作は、海上自衛隊の潜水艦及び哨戒機P-3Cの乗組員に的を絞り、各々の生き様を追ったルポタージュである。取材する本人は自衛隊マニアでもなんでもなく、単純にそこで働く人間に興味があるというスタンスなので、内容は一人一人にインタビューをしながら同行取材をした結果である。従って、読むための軍事知識も必要ないし、思想に左翼も右翼もない、ただ自衛隊で働く普通の日本人を淡々と描き、正しく敬意を払うべき内容に仕上がっている。

 この本では、潜水艦の艦長・副長、哨戒機の操縦士・機長も兼ねうるTACCO(戦術航空士)、その他一般隊員がどのような仕事をしているのかを小説のように書いている。さらに、それぞれ隊員の生まれや入隊の動機、趣味、恋人・伴侶との出会いや別れなどを聞き取って綴った内容は、自衛隊が普通の生身の日本人で構成されていることを見せてくれる。

 戦地での華々しい活躍も、取材する側の苦労も必要以上には入っていない。自衛隊のあり方と時代に流されて変わりゆく自衛隊への少々の問題提起がある程度だ。単純にそこにいる人間を描写する姿勢に好感が持てる。
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