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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
シャバの人間の目から見たパイロット,
By dora (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 兵士を見よ (新潮文庫) (文庫)
パイロットが自らの経験と考えを書いた本は意外な程多く出回っているが、本書は航空自衛隊を取材しF-15の体験搭乗までしてしまったジャーナリストの手によって書かれたものである。ジャーナリストの手によるもののせいか文章が上手く、内容的にも読み手を飽きさせない作りとなっており、また資料的な価値も高い本として完成している。 アグレッサー、大韓航空機撃墜事件といった航空ファンなら誰でも興味を惹かれる内容から、救難、整備といった内容まで幅広くカバーしている。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現場からの報告,
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レビュー対象商品: 兵士を見よ (新潮文庫) (文庫)
三自衛隊を精力的に取材し、連載を続けている杉山隆男の第二作目である。本作は航空自衛隊に焦点をあてる。最初に目を引くのはやはり、F15戦闘機のパイロットたちの姿だろう。あるいは九州にある飛行教導隊の存在だろうか。杉山自身がF15に体験試乗し、その模様を報告するくだりも実に興味深い。 感動的なのは、救難活動に配転された戦闘機乗りの章である。単なるお涙頂戴に終わらせるのではなく、自衛隊の人命救助の「現状」、問題点をさりげなく指摘している点が実によい。 それだけではない。米軍との機器の「共有化」、仕様の共通化の模様が書き記されている点を読者は読み落とすべきではない。時折自衛隊がらみの論評で鋭い指摘を行う杉山であるが、一本筋の通った主張の「根拠」がそこに見出されるのである。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
必読の力作,
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レビュー対象商品: 兵士を見よ (小学館文庫) (文庫)
著者は、「メディアの興亡」、「兵士に聞け」など、長期にわたる綿密な取材と卓抜した構成力により問題作を発表してきた。本書は、「兵士に聞け」に続く自衛隊シリーズ第2弾であり、航空自衛隊の戦闘機パイロットをとりあげたものである。630ページに及ぶ大作であるが、F15パイロット本人、家族、機を整備する人々、そして戦闘機パイロットから救難隊に転属になった人などを多面的にとりあげており、少しもあきさせない。「戦闘機パイロットたちは、こんな世界を生きていたのか」と驚き、感動する。 自衛隊に賛成する人も反対する人も様々であろうが、そのような政治や論理を超越した、ファイターパイロットの人生そのものが描かれている。このような迫真のルポが描けるのは、著者自身が戦闘機に搭乗する体験をしたり、パイロット個人に長期にわたり密着したりする綿密な取材があってのもの。必読の力作である。 (私は本書を新潮文庫版で読みましたが、現在は小学館文庫から出版されているので、新潮文庫のレビューを転載しました。)
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