巨額の予算が使われているが、秘密が多いため、余り一般の人にはわからない兵器産業について書かれています。比較的中立的な立場で書かれているので、読む方も素直に読むことができます。特に、戦闘機の生産について詳しく書かれていますが、護衛艦・潜水艦やミサイル、弾薬についても記述もきとんとあります。技術者の開発にむける純粋な情熱というものも感じます。業界の経営者や技術者、労働者双方のコメントも載っており、バランスのとれたレポートになっていると思います。防衛力強化が求められている日本で、防衛を考える上で、勉強になる本だと思います。一度読むことをお勧めします。兵器の写真も多く掲載されており、その冷たさがリアルに伝わってきます。