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共産主義黒書(ソ連篇)
 
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共産主義黒書(ソ連篇) [単行本]

クルトワ・ヴェルト , 外川 継男
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人類初めての共産主義国家「ソ連」の誕生から崩壊までを、暴力、抑圧、テロルを軸に豊富な資料で克明に描いた“ソ連篇”。戦争と革命の世紀であった20世紀、ナチズムの犠牲者2500万人に対し、共産主義による犠牲者はソ連で約2000万人、中国で6500万人、全世界では合わせて1億人を数える。民族・人種によるジェノサイドと階級・思想によるジェノサイドはどこが違うのか?ついに開けられたパンドラの箱。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

外川 継男
1934年東京生まれ。上智大学外国語学部教授。専攻、ロシア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 342ページ
  • 出版社: 恵雅堂出版 (2001/11/25)
  • ISBN-10: 487430026X
  • ISBN-13: 978-4874300268
  • 発売日: 2001/11/25
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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82 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jmd
形式:単行本
スターリン主義は二十世紀の怪物と思っていました。
ところが、この本を読んでスターリン以前、つまりレーニン時代から
即決裁判、虐殺、民族浄化が革命の名のもとに行われていたということを
知り、衝撃を受けました。
そしてテロルの源流は結局フランス革命にあったということも。
歴史的名著であり、10年後、20年後にはさらに価値の高まる本です。

買ってよかったと思います。
でもこの本はホラー小説より怖いです。

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69 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
ありとあらゆる権力は腐敗する。
チェック機能が働かない一党独裁国家において、政府の意に添わぬ者は全て
『革命の敵』『人民の敵』とされて、虫けら同然の扱いを受けた。
共産国の経済は、強制収容所の労働力(賃金を払う必要がない!)無しでは
成り立たない、歪んだものであった。

理由は極めて簡単に説明できる。
「共産主義は『科学的に証明された』歴史の必然なので、反対する者・理解できない者は
とてつもなく愚かであるか、西側帝国主義に汚染された危険な反革命分子である。
よって彼らに対しては、どんな仕打ちをしてもよい。それは共産主義者の神聖な義務である」

狡猾な彼らは決して口には出さないが、本音は間違いなく上記であろう。
このレビューは参考になりましたか?
88 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なぜナチズムは今なお断罪され、共産主義は断罪されないのか。本書の最大のテーマはこの問いかけです。ナチズムの残虐さを今更否定する人はいません。ヒトラーの残虐行為については、多くの国で映画や書籍、ドキュメンタリーによって余す所なく知らしめられています。その一方で、同様の残虐性を度々発揮し、全世界で1億人の犠牲者を出しながら、共産主義体制の非人間性がメディアで語られることは少ない。今なお共産主義国家は平然と存在するばかりか、レーニン、トロツキー、毛沢東、ホーチミン、カストロらテロリストたちは、未だに少なからぬ尊敬の念を持って受け入れられています。ソ連や中国・ベトナムで起きた悲劇は忘却され、最近高まっている反米感情に伴って、北朝鮮を初めとする共産主義国家に対するシンパシーが、日に日に目立ちつつあります。
体制そのものが残虐な性質を帯びながら、共産主義国家を弁護する人が多いのはなぜか。共産主義の巧みな宣伝工作が原因であるのは間違いありませんが、それなら共産主義国家が崩壊し、おぞましい正体が明かされた後でさえ、それを弁護する人が多いのはなぜか。ナチズムと違い、いかに多くの人がこの体制の正体を知らないか、考えさせられます。
本書の舞台は、主にレーニン・スターリン統治時代のソ連。多かれ少なかれ、どの国もソ連の悪影響を被ったことは間違いありません。本書では、「秘密警察と密告制度、裁判無しの処刑、ラーゲリ送り」を柱としたレーニンによる天才的発明、即ち赤色テロを軸に、共産主義体制下での夥しい犠牲者に焦点を当てています。書かれているのは胸が悪くなるようなおぞましい話ばかりですが、共産主義を人道の罪に問い、同種の独裁体制に対して幻想を抱かないためにも、本書をじっくり読む必要があると思います。
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