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共生の大地―新しい経済がはじまる (岩波新書)
 
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共生の大地―新しい経済がはじまる (岩波新書) [新書]

内橋 克人
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

多元的産業社会が迫っている.円高に揺さぶられ,低迷をつづける日本経済.そのなかでベンチャー,中小企業,市民事業が新たな質の活動を始めている.環境負荷ゼロ,エネルギー自給,途上国との共生などの夢あふれる目標実現のために活動する人々.たちはだかる行政の壁.現場取材にもとづき,新経済システムへの胎動を生き生きと描く.

内容(「BOOK」データベースより)

多元的産業社会が迫っている。円高に揺さぶられ、低迷をつづける日本経済。そのなかでベンチャー、中小企業、市民事業が新たな質の活動を始めている。環境負荷ゼロ、エネルギー自給、途上国との共生などの夢あふれる目標実現のために活動する人々。たちはだかる行政の壁。現場取材にもとづき、新経済システムへの胎動を生き生きと描く。

登録情報

  • 新書: 259ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1995/3/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4004303818
  • ISBN-13: 978-4004303817
  • 発売日: 1995/3/20
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 地方・農業・老人こそ、国の宝! 2007/2/25
形式:新書
小泉政権以降の格差社会を予測していたかのような論評であり、再生可能なエネルギーの在り方、地方の経済の在り方が説かれている。地方における過疎問題を研究しようとしている私にとって基礎知識を提供してくれた著書である。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 心ある経済学者の視座に感銘 2008/6/4
形式:新書
学生時代に本書を読みましたが、今でも尚、
多くの示唆を与えてくれる名著だと思います。

著者は、人間にとって本当に大切な価値とは何か?を
語る事の出来る唯一の「心ある」経済学者です。

今、日本は既に大量生産・大量消費の限界を迎えて、
原油高騰を受け、ますます経済力が衰退する中で、
今後、何を目指して進めば良いか、といえば、
身の丈に合った活動と質の向上、エネルギーの自給自足等、
それは「共生の大地」に他ならないのではないでしょうか?

その実現のために、私達はどうすべきか、
それが著者から次世代に課された宿題のように思います。
欲を言えば、是非、本書の続編を出していただいて、
もっと示唆をいただきたいのですが…。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書|Amazon.co.jpで購入済み
本書は阪神淡路大震災のあった1995年の著作で、著者の生家も被害に遭った中で出版された。著者は神戸市の出身で、神戸新聞の記者を経て経済評論をされて来たが、下層の一般市民に共感を持ちながら、其処からの評論や提言をされて来た。早くから原子力発電や市場原理主義の金融経済の危険性を指摘して警告を発して来たり、再生可能エネルギーの提案等をして先見の明があった。「共生」の上では昨今の格差の極端な広がりは起こらないもので、全ての人が貧しくなく必要最低限の生活が保障される社会の存在で成立するものである。生活協同組合(生協)を始めとした、農協、漁協、労働者協同組合等の協同組合は、一般市民が組合員となって資本を出資し、又、経営と労働も一体となった組織である。其の組織内で組合員が食料等の生活物資を生産し、其れを販売して組合員等が購買する。又、自然環境に負荷を掛けない再生可能エネルギー関連事業や、介護や子育て等の福祉・医療関連事業等も組合内、或いは組合外で連携をして、雇用の創出、ベンチャー企業やNGO (非政府組織)、NPO(非営利組織)等の起業、3R(リデュース、リユース、リサイクル)での物や資材、資源の循環、また人やお金等の資本の、其の組織や地域内での循環による「共生」の成立した状態がある。そして、其の循環からは廃棄物が出ない「ゼロ・エミッション」が可能となる。其れにより、自然環境を破壊せず、資源を減らさずに、エネルギーや食料の自給率を高める事が出来る。現在の我が国は日常的にゴミが大量に廃棄され、不燃ごみに至っては只土の中に埋め立てられて土にも還らない。放射性廃棄物は処分する事も難しい。石油や天然ガス等の有限な資源を元にしたエネルギーを使用して資源を減らし、原発は事故を起こしても対応の仕様が無く、其の廃棄物を含めて、それらが環境に負荷を掛けて自然を破壊して来ている。しかし、我が国も今から百数十年前の江戸時代の江戸では、今では理想とも思える循環共生社会が実は出来上がっていたのである。其の江戸ではゼロ・エミッションが成立していた。科学の発展に伴って人間の欲望も比例して大きくなり、人々が満足出来るレベルが上がり過ぎてしまって、簡単に満足出来なくなってしまっている。所有するお金に比例して強欲・傲慢となっている。昔の日本人は「清貧」や「足るを知る」精神を持っており、質素・倹約する事を当たり前として生活を送っていた。又、戦前までは「修身」という道徳教育を行って、其の様な精神の根本を植え付けて養った。しかし、戦後はGHQによって元々在った善き教育等が否定され廃棄されてしまった為に、日本人の原点の根本的な善き精神を奪われて、政治・官僚・企業等と同様に一般市民も、米国を民主主義の手本と勘違いして追従してきた結果、環境破壊や国の膨大な借金等の多くの問題を抱える事となってしまった。元々の日本人の精神に立ち返り、昔の日本の生活が却って新しいと言う事に気付く事が必要である。実際、現在でも高福祉の北欧、中でもデンマーク等は食料自給率・エネルギー自給率共に100%を超えていて、原発は無く風力等の自然環境に負荷の無い再生可能エネルギーのみで行っている。日本でも出来るはずである。
 政治家は政策で素人であっても、国民の代表として一般市民の意見を反映させる事等が必要であろうが、政策のプロである官僚との馴れ合いで、且つ其処に大企業も同様にして加わり、一体となってしまっている。世界においても、NWO(新世界秩序)等といってグローバル化・世界標準化が叫ばれている。そうではなく、地方自治団体、NGO、NPO等、其々が独立した状態で、一般市民レベルが発言権を持って其れを反映していく事によって、諸問題を解決し、真の改革へと繋がるものと思われる。
 人々がより良く生きていく為には、各個人が尊重され自立・自律し独立や人権が保障された状態の上で、人間・自然(動植物等)と連携して「共生」していく事が望まれる。
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