内容紹介
世界で活躍する庭園デザイナーが、禅の思想と現代社会を鋭く捉える感性で、
デザインの発想を初めて明かす
「禅」は現代アートまでつながる日本の芸術のもとにあるものであり、
海外の映画監督や音楽家、大企業の経営者などにも多大な影響を与えている。
そんな禅の世界観から、実際にどんな思考プロセスを経て庭園が作られるかを
知ることによって、とくに建築、デザイン、アートの分野で、創作活動の幅は
大きく広がる。その表現が「自我」を越え、突き抜けるために必要なことは何
か──。
アーティストやクリエイター、ビジネスマンまで必読の書である。
著者について
枡野俊明(ますの しゅんみょう)
曹洞宗徳雄山建功寺住職
庭園デザイナー(日本造園設計代表)
多摩美術大学環境デザイン学科 教授
ブリティッシュ・コロンビア大学特別教授(Adjunct Professor)
1953年生まれ。玉川大学農学部農学科卒業後、大本山總持寺にて修行。
禅の庭の創作活動を続け、国内外さまざまな大学や美術館等で講演を行なう。
庭園デザイナーとして芸術選奨文部大臣新人賞を初めて受賞。他にも外務大臣
表彰、カナダ政府 “Meritorious Service Medal”(カナダ総督褒章)、ドイツ
連邦共和国功労勲章功労十字小綬賞などの受賞歴を持つ。2006年に『ニュー
ズウィーク』日本版で「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。
主な作品にカナダ大使館東京、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園、ベルリ
ン日本庭園、ベルゲン大学新校舎庭園、麹町会館(ホテル・ルポール麹町)庭
園などがある。
著書に『日本庭園の心得基本知識から計画・管理・改修まで』 同英語版
『Inside Japanese Gardens』(財団法人 花と緑の博覧会記念協会/発売・
毎日新聞社)、『禅の庭枡野俊明の世界』、『禅の庭II 枡野俊明作品集』
(ともに毎日新聞社)、『夢窓疎石日本庭園を極めた禅僧』(日本放送出
版協会)、『そのままで 心を楽にする禅の言葉』(朝日新聞出版)、『禅
シンプル生活のすすめ』(三笠書房)、『禅シンプル発想術』(廣済堂出
版)など多数。