「プロローグ------感動を超える瞬間」のわずか8ページで、心の周波数に
ピタッと合った本と直感しました。
創作に携わる人間として、感動した時に作品が出来ることが多いのですが、
『このまま読み進めたら、きっと作品が出来て“しまう”!』
そんな予感から、その先のページは、あえて一気に読める時間を選んで
読ませていただきました。
今までいろいろな本を読んできましたが、本にはそれぞれ「読了感」があります。
さわやかな「読了感」------。
ヤル気が溢れてくる「読了感」------。
感動で涙を禁じえない「読了感」------。
この本は、その中の多くの要素を持ちつつも、でもその中のどれとも違う、
【本が自分の中に入り込み、自分が本の中に入り込むような「読了感」】でした。
この本を読んだ人は誰しも、「共感」「共鳴」する箇所を見つけることと思います。
私の場合それは、両手で数えられるどころではありませんでした。
今までの人生において、期せずしてやっていたことの意味と価値。
そしてこれから先、どのように生きていきたいと思っていたのかというイメージ。
机上の空論ではなく、著者である平野さんの体験を通してつづられる言葉だからこそ
自分の心にここまで入りこんでくるのだと思わずにおれません。
ものすごい力を持った本だと思います。
そこにあるメッセージが素晴らしく、また時代が必要としているものだと感じます。
同時にこれだけの内容を世に出すにあたっては、「自己開示」の面だけ取り上げても、
よほどの苦労と決断があったことと思いますが、著者である平野さんをしてこの本を
書かせるに至ったエネルギーこそ、「共感力」の表れだと受け取らせていただきました。
最後に、この本が巻き起こすであろうドラマの配役の一人として、自分がここに
いることに感謝いたします。21世紀は、本当に素晴らしいものこそが世に広まる、
そんな時代であってほしいと思います。